2014/11/01

11月になりました


この週末は生憎の雨ですが、28日に掲載した蕾の膨らんだデンドロビュームが早くも開花してきました。

ヒメザクラ‘フジッコ’にグリーンウッド‘マイボーイ’

ギフト向け商品の本格的な開花はまだこれからになりますが、順次咲いて来てくれることでしょう。
今シーズンもたくさんの新品種のデンドロビュームに出会えるはずです。


 デンドロビュームの11月の管理については以下を参考にして下さい。

デンドロビュームの11月の管理 http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2010/11/11.html



つい先日、デンドロビュームの山下げを終えたばかりでホッとしていたところですが、岡山市内の最低気温もこのところ随分下がって来ています。来週は全国的にも気温が下がる予報です。

露地で低温処理中のデンドロビュームもそろそろ温室に取り込んでやらなければなりません。

屋根だけのパイプハウスで低温処理中


低温からわずか2週間で花芽が確認できます

皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?
外に出しっぱなしのデンドロビュームは大丈夫ですか?

花を咲かせるためのデンドロビュームの低温処理に必要な温度は13~14度以下の低温で十分です。寒ければいいという訳ではありません。
極端に冷えれば、株を痛め、さらに低温乾燥し過ぎて落葉が進むと、加温を始める頃には葉のない丸坊主になります。

その状態では開花に必要な水分を根から正常に吸水できなくなります。
その結果、良い花を開花させることも難しいでしょう。
さらには根の吸水が出来なくなり、鉢の中が乾きにくくなり、根痛みを起こしかねません。

無理をしてまで屋外で低温に当てなくても、暖房の影響を受けない温度変化の少い場所を選べば、一般家庭内でも安全に低温に当てて、花芽分化を促すことができます。

デンドロビュームを咲かせるコツはこちらをご覧ください。

花の咲かせ方
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/p/blog-post.html

是非、素敵な花を咲かせてください。