Nov 2, 2015

11月です

今年も残すところ、2ヶ月を切ってしまいした。

開花温室を見回すと、9月29日に鳥取扇の山から山下げをしたデンドロビュームは既に蕾が色づいています。









あと10日もすれば開花してしまいそうな勢いです。

今年の10月は朝晩冷えましたが、日中の好天と気温に恵まれたためでしょう。
加温開始してから約40日でのスピード開花となりそうです。

中には既に開花している慌てものもいるようですが、山本デンドロビューム園の鉢物出荷は11月の中旬ごろからのスタートではないかと思います。




デンドロビュームの11月の管理については以下を参考にして下さい。

デンドロビュームの11月の管理 

http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2010/11/11.html

 現在、低温処理のために戸外でデンドロビュームを管理している場合は、外の気温が随分下がってきています。いつでも室内に取り込めるよう準備が必要です。
花を咲かせるためのデンドロビュームの低温処理に必要な温度は13~14度以下の低温で十分です。寒ければいいという訳ではありません。
極端に冷えれば、株を痛め、さらに低温乾燥し過ぎて落葉が進むと、加温を始める頃には葉のない丸坊主になります。

その状態では開花に必要な水分を根から正常に吸水できなくなります。
その結果、良い花を開花させることも難しいでしょう。
さらには根の吸水が出来なくなり、鉢の中が乾きにくくなり、根痛みを起こしかねません。

無理をしてまで屋外で低温に当てなくても、暖房の影響を受けない温度変化の少い場所を選べば、一般家庭内でも安全に低温に当てて、花芽分化を促すことができます。

デンドロビュームを咲かせるコツはこちらをご覧ください。

花の咲かせ方

http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/p/blog-post.html

是非、素敵な花を咲かせてください。