Sep 27, 2013

今季一番の冷え込み

今朝は全国的にも今季一番の冷え込みのところが多かったようです。

岡山市も前日の最低気温から一気に5度も下がって最低気温は15度。
政津農場の外に設置した温度計は最低気温が12度でした。
元々市内より夜温がわずかに低いのですが、さすがにこの寒さにはデンドロビュームも驚いたのではないでしょうか。



写真は遮光ネットのみの夏出し用のハウスの様子です。
夏の間、環境の良い戸外で栽培されたデンドロビュームもここのところの夜温の急激な低下を受けて、暖房設備のあるな温室に取り込むことにしました。
日中の気温にはさほど影響を受けませんが、僅かな温度の違いであっても夜温の高い場所で管理したほうがバルブの成熟も早まります。




この時期、一般家庭のデンドロビュームも日中は太陽光線をしっかりと当ててやりたいところですが、下の写真のようにバルブの先端が柔らかかったり、止め葉も出ていないようなバルブの充実が不十分な株があれば、そろそろ室内に取り込むことも考えたほうが良いでしょう。



仮にバルブの先端までしっかりと充実したデンドロビュームであっても、確実に花を咲かせようと思うのであれば、秋口に遅くまで戸外に出しておくことは推奨しません。

置き場所に悩む時期だと思いますが、最低気温が15度を下回る日が続くようであれば、そろそろ夜間だけでも室内への取り込みを考えて下さい。
僅かな温度であっても夜温の高い場所で管理したほうがバルブの充実も促進されます。そして断然花つきが良くなります。

デンドロビュームの花つきは秋までの管理でほぼ決まります。秋に外に出しっぱなしにしておけば、花が咲くわけではありません。

是非こちらを参考になさって下さい → 寒さに当てる?室内に取り込む?