Sep 18, 2011

バニラビーンズの加工に挑戦その1


春から挑戦中のバニラビーンズの収穫、加工のお話です。

 前回のブログでは何とか2本のバニラビーンズを収穫するところまでこぎつけました。

前回のブログはこちらです。
2011/09/12 ついにバニラビーンズを収穫




収穫された青いバニラはそのままでは全く香りがしません。
ケーキやアイスクリームの香りづけに使用されるバニラ特有の甘い香りを引き出すためには、発酵と乾燥を繰り返すキュアリングと呼ばれる作業が必要になります。



今回、そのバニラビーンズの加工に用意したものです。

お湯を入れるバケツ (バニラビーンズを発酵させるため)
黒っぽい布 (ここではジーンズ生地を使用しました)
温度計 (お湯の温度を63度にするため100℃まで測れるもの)
この3つだけです。





バケツに熱湯をいれ、約60度に調整します。※ネットでは63度と書かれているものが多い。


お湯の温度は63度に保ちます


お湯にバニラを1分ほど沈めます。
お湯に入れておく具体的な時間は調べても判明しなかったため、ここでは1分としています。


今回は約1分でお湯から出します


直ちに引き上げたバニラビーンズです。お湯に沈める前と比べてもまったく変化はありません。




温かいうちに濃い色の生地にくるんで保温します。

温かいうちに布でくるみます


この状態で翌日まで保管します。




次回はこのバニラビーンズの乾燥作業にはいります。


果たしてこの内容が皆様のお役に立っているかどうか分かりませんが、甘い香りのバニラビーンズの完成をを夢見て、このあとも加工作業を続けていきたいと思います。






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