Sep 1, 2014

9月になりました

7月末からずっと雨天、曇天続き、異常な天候が続いた8月ももう終わりです。

弊社のデンドロビューム栽培場のある岡山市でも、猛暑を予感させた7月当初の暑い夏は、7月末から連続してやって来た台風の通過以来姿を消し、8月はまともに晴れた日はなかったように記憶します。

気象庁によれば岡山市の8月の日照時間は、平年の32%程度とのこと。
光線を好むデンドロビュームにとっては日照不足は大敵です。
年末開花のため山上げを控えた鉢物たちにも、しっかりと太陽の光線を浴びせてやりたいところです。9月以降の天候の回復を祈るばかりです。







デンドロビュームの9月の管理については 
 デンドロビュームの9月の管理 を参考にしてください。
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2010/09/9.html






既に朝晩は涼しく秋の気配すら感じさせます
夏には気にすることのなかった夜間の雨も、朝方の気温が下がり始める頃、低温多湿の条件が整うと、黒斑病が発生しやすくなります。
あわてて雨を避けるような極端な管理は必要ありませんが、黒斑病など斑点の病気は早期発見で被害を最小に抑えることができます。
夜温が20度を下回るようであれば、少し気にしておいてください。

黒斑病については以下のリンクを参考にして下さい。


黒斑病にご注意を!
 http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2010/09/blog-post_16.html


また、この夏の日照不足でバルブの充実に不安を覚えたり、
実際の茎葉の色が濃すぎて窒素過多が不安な場合は第一リン酸カリの1000~2000倍液を施すのも有効です。
茎や葉の色が淡くなり窒素過多の現象が解消され、正常な生育へ戻すことができるでしょう。
第一リン酸カリは「ホスポン」という商品名で園芸店やホームセンター等で販売されています。
http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000578/ 


バルブの充実の判断にはこちらの記事も参考になさって下さい。

茎は充実していますか?
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2010/09/blog-post_03.html





大きく垂れ下がる葉や、色の濃い葉が気になる方は是非御覧ください。