Feb 23, 2011

播種から5ヶ月後の様子

デンドロビュームの播種から約5ヶ月経ちました。

1月24日の投稿では播種から4ヶ月経ったフラスコの様子を紹介しました。

これがその時の画像です。
密集し過ぎたため、一定の間隔を保って新たに移植したところまでを紹介しました。





播種後4ヶ月たった様子


随分とすっきりした様子を報告したのですが、上の画像撮影時からさらに一ヶ月たった様子をご覧ください。
播種後からは約5ヶ月経過しています。



フラスコの内側についた水滴のせいで見えにくいですが、違いは明らかですね。



明らかな生長を遂げています




葉の枚数も増え、茎もしっかりしてきました。
ひと月前には寒天培地の表面が目立ち、ちょっとすっきりし過ぎではと思えるほど、十分な間隔を取って移植したにもかかわらず、もはやそのような印象は受けません。







しっかりしてきました










株元がしっかりとしていて、根の量も随分増えているようです。




根はフラスコの底につく程です



他のフラスコでも同様に、実生苗は順調な生育を遂げています。



他のフラスコも生育は順調です


同様に生長している実生の苗は約1万本以上になります。




定期的にお届けしているこの播種からの苗の生育ですが、開花まではまだ4年近くかかります。
果たして、それまでこのブログが続くかどうか、大変不安ではありますが、今後も定期的に生育の様子を観察、報告していくつもりです。




趣味栽培の方にとってはデンドロビュームに限らず洋ランの発芽の様子や種子からの生育の様子を見る機会は殆ど無いと思います。
このブログではそのような育種の現場もみなさまに色々とご紹介していきたいと思います。