Jul 21, 2015

梅雨も明けて、いよいよ夏本番です

昨日20日、岡山は梅雨明けしました。




厳しい暑さはこれからが本番です。

最近は年々暑さが厳しくなり、「猛暑」に替わって「酷暑」とも言われています。
人間にとって厳しい夏ですが、それはデンドロビュームにとっても同様です。
一番暑い時期を迎えて、ご家庭でのデンドロビュームの置き場所について今一度見直してはいかがでしょうか。




直射光線が当たる場所や風通しの悪い場所、コンクリートの照り返しなどにも注意が必要です。
このような場所に置かれている場合、一見影響がないように見えても、植物が何とか耐えしのいでいるだけで、健やかな生育とは言えないかもしれません。

原産地のように常に風の動く地上高い樹上とは全く環境が異なることを理解して下さい。

光線を好むデンドロビュームにとって光線はもちろん必要なのですが、真夏の極端な高温は光合成反応を阻害し、むしろ生育が鈍る恐れがあります。また高温期の直射光線は葉の表面の組織を破壊し、早い時期の落葉に繋がります。

秋までにデンドロビュームの株を健全に成熟させようと思うのなら、通風を確保して、デンドロビュームが快適に夏を越せるよう環境を整えてやりましょう。

葉が弱ってくると、病気も出やすくなります。
葉の表面の美しい光沢がいつまでも保持できるよう注意したいものです。








真夏の管理に関連した過去の参考記事を乗せておきます。

真夏日
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2012/07/blog-post_16.html



葉水の効果と注意点
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html


炭そ病に注意します
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/08/blog-post_30.html



葉焼けは突然に
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/08/blog-post_10.html



バルブが萎びて戻らない
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/07/blog-post_22.html




暑い夏を乗り切ってください。