Sep 13, 2011

栽培温室の様子20110913

9月の栽培温室の様子です。




いつも月の初めに育苗温室である政津農場の様子を紹介しています。
先月の様子はコチラ
http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2011/08/20110808.html


ギフト用の寄植えの作業もほぼ終わりました。
このあとは品種ごと、鉢サイズごとに開花のための管理に移って行きます。



ハウス内は鉢物商品で隙間なく埋め尽くされています。














 現在、すでに山上げの真っ最中で、早咲き種、ギフト用品種がそれぞれの開花予定に合わせて、順番に鳥取の扇ノ山に山上げされて行きます。そしてそこで花芽分化のために低温処理がなされます。


当然ですが、山上げされる株はこのように十分にバルブが充実しており、標高の高い山間部にあっていつ低温に当たっても構わない状態になったものだけが選ばれます。






一般家庭の無加温栽培のデンドロビュームに比べるとかなり早い生育状況であることがお分かりいただけると思います。
今この時期に、十分にバルブが充実していないと、山上げをして、年末にデンドロビュームを開花させることは非常に難しいのです。




 トラックに積み込まれる鉢物は、すべてバルブが十分に完熟したものばかりです。










先月から始まっている山上げ作業は、鳥取扇ノ山の圃場を埋め尽くしました。

次回の山上げ地は岡山県の北部、恩原高原へと場所を移します。

※鳥取の山上げについてはコチラを参照下さい まもなく山上げ栽培が本格化