Oct 28, 2011

山下げも間もなく終了

間もなく10月も終わりになります。

年末の開花に間に合わせたいということもあり、 現在山下げ作業が急ピッチです。


また、ここ岡山県の北部、県境に近い上齋原赤和瀬というところは、11月ともなればいつ最低気温がマイナスになってもおかしくない場所です。7、8年ほど前のことですが、10月の終わりに雪が降ったこともあります。
うっかりすると、デンドロビュームを凍らせてしまうこともありためです。



まだ夜も明けないうちから岡山市内を出発して、山上げ場へ到着します。
霧が立ち込めて、見えにくいですが周囲は山と田んぼと畑だけというのどかな集落です。


明け方の時間帯はとにかく寒いのです。
この日も明け方の気温は5度近くまで下がっています。





生育順に運んでくる夏の山上げの時とは違って、開花時期を調整するため品種を揃え、少しでもトラックで持ち帰る回数を少なくするために高さを揃えてからトラックに積み込みます。













このトラック、弊社のいつもの小さな2tトラックではなく、デンドロビュームの市場出荷でお世話になる地元の運送会社さんのトラックです。









高さも長さも一回り大きいため、しっかり積み込むことができます。
1時間以上かけて、ようやく積み込みが完了です。








何とか今月中に全てのデンドロビュームを山から持ち帰ることが出来そうです。
持ち帰ったデンドロビュームは温室で加温され、年内に開花、出荷されていきます。