Nov 3, 2010

加温から約5週間後の花芽

山下げ後、加温を開始してから約5週間後の花芽の様子です。

先週末の台風の影響で晴天に恵まれなかったため、花芽の生育は通常よりは遅れ気味のようです。

前回の投稿からは7日経過しています。
以下のリンクを参考にしてください。
http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2010/10/4.html

今回も比較しやすいよう同じ品種、ほぼ同じ部位を撮影してみました。


コメットキング‘アカツキ’の花芽(加温開始から5週間後)

先週よりさらに伸びており加えて、花芽が正面を向いてきているのが分かりますでしょうか?
これは太陽の方向を向いているのではなく、一方向咲きの性質によるものです。


コメットキング‘アカツキ’の花芽(加温開始から5週間後)

先週と違うところはつぼみの先に花色が見えてきたことです。
コメットキング‘アカツキ’の赤色がほんのり見えています。


花弁の先が割れており、つぼみとはっきりと認識出来る形状です。
一節の花数もはっきりとわかります。


5週目あたりから品種の違いが目立ってきます。
花型、花色、サイズが影響しているのでしょう。
下の写真はシーマリー‘スノーキング’の花芽ですが、丸みを帯びたコメットキング‘アカツキ’のつぼみと違って先の尖ったまま花芽は進行しています。


シーマリー‘スノーキング’の花芽(加温開始から5週間後)



今後も花芽の様子は、このDendrobium Blog デンドロビウムブログでご報告します。