2013/07/20

山上げ栽培の時期が近づいてきました

今年も山上げ栽培の時期が近づいてきました。



今日は山上げの準備のために鳥取県と兵庫県の県境にある標高1310mの山、扇ノ山まで岡山市内から4時間近くかけてやってきました。



作業は毎年、パイプハウスを建てるところから始まります。

標高1300メートルのこの場所では冬は通常でも積雪が2メートルを超える場所です。
ハウスを建てたまま残しておけば、雪の重みでパイプハウスを潰してしまいます。
そのため、山上げ作業が済むと、すべてのハウスや棚を倒し、そして夏に再び建てるのです。








今日の作業ではパイプハウスを2棟建てて、棚の設置まで完了しました。
しかし、遮光ネット張りや棚へ金網の取り付けなどの作業をまだ残しています。







この準備が終わって、やっとデンドロビュームの山上げが可能になります。
お盆明けから本格化する山上げ作業ではトラックで何十往復もデンドロビュームを運ぶことになります。