2014/04/26

商品情報(2014/04/26)

日頃より山本デンドロビューム園鉢物shopをご利用いただき、誠にありがとうございます。
山本デンドロビューム園鉢物shopからのお知らせです。

弊社では4月29日から5月7日までの9日間は、
まことに勝手ながら商品の発送業務をお休みとさせていただきます。
配送日のご指定がある場合はこの期間を避けてご指定ください。

商品の発送はお受けできませんが、この期間のご注文、商品に関するお問い合わせ、
栽培管理法に関するお問い合わせには、お応えさせていただきますので、
何かご不明な点などがございましたら、お気軽にメールでお問い合わせください。

本日、4月26日以降に承ったご注文は5月8日以降より順次発送させていただきます。

お客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解ご了承を賜りますようお願い申しあげます。


 それではお得な商品のご案内です。


人気の苗のセットがゴールデンウィーク大特価で好評販売中。

【送料込み】入門用にどうぞ。
ミニデンドロ(小型優良品種) 5種5株セット 

http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000558/

初心者の方にも最適なセットです。
販売期間中、品切れになる場合もありますので、ご注意ください。
価格、品質ともに満足いただけるセットです。
 

通常価格6,000円のところ、
GW特別価格 4,000円  (税込)  送料込でご用意いたします。
  

デンドロ栽培に最適な季節に是非、初心者の方にも気軽にデンドロ栽培をスタートしていただきたいと思います。


販売期間 2014年04月26日21時00分~2014年05月10日00時00分 

育てやすくて人気のミニデンドロの苗を5株セットにして、特別価格(送料、税込)にてご奉仕。
同一品種のみ、または複数を自由に組み合わせてもOKです。




【研究用保存株】Den.Violet Yamaji 'Convex' バイオレットヤマジ‘コンベックス


http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000733/




只今、4.5号サイズ(高さ約60cm)を販売中。わずかですが花が咲いています。



ニューギニア原産のスペクタビレの系統とデンファレの特殊な交配種です。花持ちがとても長いです







そして、大変お待たせしました。





2014年4月26日21時00分~販売予定です。
なるべく多くの方にお譲りしたいので、お一人様1個に限定して販売したします。
弊社はウスネオイデスを仕入れ販売しているわけではなく、あくまでも余剰が出た時のみ、ご奉仕価格で販売させていただいているため、売り切れの際はどうかご容赦ください。



尚、今回入手出来なかった場合でも、5月中に生育の様子を見ながらになりますが、再度販売を予定しています。



この機会によろしければ ウスネオイデス(スパニッシュモス)を育ててみませんか?
育て方はこちらを参照下さい。

ウスネオイデスの管理




いずれも数に限りがございますので、お早めに。
 

以上、よろしくお願いします。
お問い合せは info@dendrobium.net  まで。






2014/04/25

嶺南花卉市場

先日、中国の弊社代理店の現地農場の視察のため、広東省位にある広州市を訪れました。

そこで案内された嶺南花卉市場の様子をご紹介します。
既に夕方近かったのですが、人が多く賑やかでした。
興味がある方は御覧ください。






広州は花きの一大産地でもあり、ここは中国でもかなりの規模を誇る市場です。








場内には多くの店が軒を連ね、ランも売られていおり、デンドロビュームも多く見られました。
その多くはタイから持ち込まれるそうです。








原種ノビルでしょうか?



石斛、食用と書いてあります。



石斛とはデンドロビュームのこと。漢方薬としても珍重されるようです。
食べ方までは聞いていませんが。




バラを積み上げています。
昆明の市場でも見ましたが、日本ではこういう積み方は見かけません。下の方大丈夫でしょうか?





菊も同じく、豪快に運びます。
 

 日本でもおなじみのエアプランツ、ウスネオイデス
中国名はその名もズバリ、空気草。わかりやすいですね。


このような商品は日本でもよく見かけますね。
ここ広州からも日本の100円ショップ向けに大量に観葉植物が輸出されているそうです。



ウツボカズラです。
結構大きいのですが、扱いがかなり雑でした(笑)。地面に投げ出されています。




 ビカクシダ。とても良く売れるそうです。



ブロメリアやアンスリウムの生産も盛んで、ヨーロッパに多く輸出されています。





資材も日本と全く変わりません。鉢やプランターはカラフルでサイズも豊富です。

  



とても活気があり勢いのある花市場でした。




2014/04/24

バニラの受粉方法

ブログにバニラの記事を掲載しますと、バニラの受粉方法について非常に多くのご質問いただきます。

そこで、いつも行っている受粉方法を簡単に説明しておきます。



綿棒を利用した簡単な受粉方法です。



まずバニラの花から花粉を採取します。




蘭の仲間であるバニラはデンドロビュームやシンビジュームに共通した花の構造をしています。
ずい柱の先端には葯帽があり、その奥に収まった花粉塊を取り出してやります。



ただし、バニラの花粉は粘着性が無く粉っぽい塊なので、不用意に葯周辺を触ると花粉が落下し、花粉を見失うことになります。
そこで、バニラの茎から分泌する蜜を綿棒に絡ませて、花粉が綿棒に付着しやすいようにしておきます。


 早速、葯帽の下に綿棒を滑り込ませ、上にこすりつけるように引き出します。


すると、花粉塊が綿棒の先に付着して出てきます。


今度はその状態のまま、ずい柱部分に押し付けるように花粉塊を戻して付着させます。
たったこれだけです。


数日経っても萎れた花びらが落下していなければ受粉成功です。

下の写真は受粉から10日以上経過しています。先端には花びらが残っています。






ほんとうに簡単です。  これだけです。

受粉に適した時間は午前中の開花直後が良いでしょう。


バニラ栽培の専門ではありませんので、上記はあくまでも栽培した経験からの記事であります。専門的なことは是非とも専門家の方のアドバイスを仰がれるのがよろしいかと思います。





それにしてもこの緑鮮やかな葉や茎の様子はとても魅力的ですね。
このバニラをご自宅で育ててみようと思った方はこちらで入手可能です。

バニラの苗 http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000461/

十分に成熟した茎からの挿し木繁殖ですので、新たに展開する新芽もかなりしっかりした太さで、葉も大きいため早い生育が期待できます。
冬場の低温さえやり過ごせば観葉植物としてはもちろんですが、花を楽しむのも夢ではないかもしれません。

バニラを育ててみようという方はこちらの育て方もご覧下さい。

バニラを育ててみる その1

バニラを育ててみる その2

 

 




バニラの購入はこちらから





山本デンドロビューム園では国産バニラの生産を始めようという生産者の方向けに、営利栽培用のバニラ苗の販売もしています。 

バニラ(Vanilla planifolia )の資料請求や苗、営利栽培に関するお問い合わせはinfo@dendrobium.net までどうぞ。  




2014/04/15

出荷の内容も様変わり

デンドロビュームの開花シーズンも終わり、出荷の内容も様変わりして来ました。

ハウスの中は青々としたデンドロビュームの苗に入れ替わり、あれほど沢山あったカラフルなデンドロビュームの開花鉢は無くなりました。




箱詰めされていく苗は大手種苗会社のカタログ通販用に納品されるものです。
今月は種苗が多く出荷されていきます。





花がなくて寂しい気がしますが、デンドロビュームの生育が最も盛んになるのがこれからの時期です。デンドロビューム栽培に最適な季節になってきました。

これらの苗も新しい環境で素晴らしい生育を見せてくれることでしょう。




趣味で育てるデンドロビュームのことなら【山本デンドロビューム園鉢物shop】にお問い合わせください。

お問い合せは info@dendrobium.net まで



2014/04/10

商品情報(2014/04/11)

山本デンドロビューム園鉢物shopからのお知らせです。


いずれも数に限りがございますので、お早めに。




【研究用保存株】<br>Santana '2501-4'  サンタナ‘2501-4’
 http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000702/

Den.Santana '2501-4'

サンタナの優良個体。薄グリーンの個体。








 デンドロビューム苗 Den. Pittero Gold‘Princess’BM/JOGA 
ピッテロゴールド‘プリンセス

 http://item.rakuten.co.jp/dendro/1552248/

Den. Pittero Gold‘Princess’BM/JOGA

 Den.Golden BlossomとDen.Oborozukiの交配より弊園作出。咲き始めはグリーンがかった美しい色彩。兄弟種に‘ファンシー’、‘グレース’等がある。



デンドロビューム原種の苗 Dendrobium nobile fma. album
ノビル f. アルバム

http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000762/

Dendrobium nobile fma. album

  原種ノビルの白花タイプを挿し木で繁殖させたもの。




デンドロビューム苗 Den. Honey Moon‘Sonata’BM/JOGA 
ハネムーン‘ソナタ’

http://item.rakuten.co.jp/dendro/404309/

Den. Honey Moon‘Sonata


長い間、増殖中でご迷惑おかけいたしました。販売再開です。




以上、よろしくお願いします。
お問い合せは info@dendrobium.net  まで。




2014/04/09

今年のバニラ

久しぶりにバニラの話題です。

今年もに3月の下旬ころからバニラの花が開花してきました。



いつもであれば、毎日開花するバニラの花に受粉させ、バニラビーンズの収穫にチャレンジするところですが、今年は本業であるデンドロビュームの出荷作業に追われ、例年の様にこまめに受粉作業を行うことが出来ません。

いつも前年の秋には古い茎をカットして花芽が出るのを促進してやるのですが、それも十分に行えておらず放置状態です。
そのせいでしょうか?心なしか花の数も少ないような気がします。


ご覧のように、古い茎をカットしておくと周辺部分から バニラの花茎が伸びてきます。
花を沢山つけようと思えば、この作業はかなり重要です。





農場の一角を占拠するこのバニラ、既に植えて15年近い木になりますが樹勢だけは勢い良く、見た目は益々元気に育っているようにみえます。





つるは伸び放題で何層も葉が折り重なっています。
重い茎を持ち上げて中を覗くと、奥の方からバニラの小さな花がが現れました。









日当たりも悪く、風通しも悪いようです。花が小さいのもそのせいでしょうか?
ちょっとかわいそうですね。


そろそろ、大きくなりすぎた株を少し整理してやる必要があるのかも知れません。
甘い香りのバニラビーンズは今年は期待できそうもありません。

バニラに興味をお持ちの方jはこちらの記事もご覧ください。

バニラを育ててみる その1

バニラを育ててみる その2

バニラを受粉させてみる

バニラビーンズの加工に挑戦その1


バニラビーンズの加工に挑戦その2


バニラを育ててみたくなった方はこちらをどうぞ

Vanillaバニラの苗
http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000461/






バニラの購入はこちらから





山本デンドロビューム園では国産バニラの生産を始めようという生産者の方向けに、営利栽培用のバニラ苗の販売もしています。 

バニラ(Vanilla planifolia )の資料請求や苗、営利栽培に関するお問い合わせはinfo@dendrobium.net までどうぞ。  







2014/04/02

4月になりました

4月になりました。

岡山市は気温も高くなり、温室内では既に真夏のような気温です。







山本デンドロビューム園の栽培農場ではすでに次の開花シーズンに向けて新芽が勢い良く伸びています。










4月の管理と、これから必要な植え替え方法へのリンクを記載しておきます。
是非参考になさってください。

デンドロビュームの4月の管理
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/04/4.html


このブログで解説するデンドロビュームの育て方の基本は温室がない一般家庭の無加温栽培を元にしていますが、栽培環境によっては、ご自宅の状況に当てはまらない場合もあると思います。
ここに書いてあることを必ず実行しなければならないということはありません。
ご自宅の株の状況に合わた肥培管理をなさって頂くと良いでしょう。


温室栽培やお部屋の温度が比較的高く、生育が進んでいるとお感じになる場合などは翌月の管理も参考にするのも良いと思います。栽培環境も様々、苗の状況も様々です。

基本さえ守ってさえいれば、デンドロビュームは枯れたりすることはありません。




植え替えの時期

夜間の最低温度が12~13℃以上になってから、4月から6月にかけてが最適です。花が咲いている場合は花が終わってからにします。



準備するもの
植え替えが必要かどうかを見極めます。植え替え時に使用する植え込み材料は、ヤシガラ、水苔のどちらでも構いません。

 
水苔植え場合  
保水力のある水苔には通気性の良い素焼き鉢が最適です。一度水で湿らせ、軽くしぼってから使用します。


ヤシガラで植える場合
通気性の良い、乾きやすいヤシガラを使うときは鉢の方を乾きにくい素材の陶器鉢かプラスチック鉢にしてやると良いでしょう。
 



バークで植える場合
水苔植えやベラボン(ヤシガラ)植えに比べて、水はけが極端に良すぎるので、乾き過ぎへの注意が必要です。



基本的なことですが、根張りや株の様子から今年の植え替えが必要かどうかを判断することが大切です。毎年植え替える必要はないのです。
是非、参考になさってください。