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2016/06/29

ドイインタノン山

タイで一番高い山、ドイインタノン山(標高2,565m)に行ってきました。



山本デンドロビューム園タイ農場があるチェンマイから車で約2時間以上走ります。








 山一帯はドイインタノン国立公演に指定されています。



山頂付近は、霧が出やすく湿度が高く、年平均気温は12℃で冬季間は氷点下になることもあるそうです。

樹木の幹はコケで覆われ、着生のシダやランがいたるところに見られます。












こちらはモスカタムDendrobium moschatumでしょうか?
さすがデンドロビュームの故郷ですね。






コウモリランの大株が大木にびっしり!
日本で買ったらさぞかしお高いことでしょう。







タイ、チェンマイにバイオ農場を構えて30年の山本デンドロビューム園はデンドロビュームだけではなくタイに関する様々な情報をお届けするacebookページをスタートしました。



タイに関する情報はfacebookページ、
Yamamoto Dendrobiums Thailand 
https://www.facebook.com/YamamotoDendrobiumsThailand/

から御覧ください。








2013/05/18

タイ農場へ向かう途中で

「今日はいつもとデザインの違う機体が止まっています。これに乗ることになると思います。」

とはタイ農場へ向かうため関西国際空港で出発を待つ社長からのメールでした。

一見、どこの航空会社かわかりませんね。


調べてみると、2010年にタイ国際航空が就航50周年を迎えたことを記念して、就航当時の機体と同じ塗装を施した復刻塗装機でした。結構レアな機体なのでしょうか、あるいは路線が限定されているのか、毎月タイへ往復していたにもかかわらずこの機体に搭乗する機会がなかったようです。

見慣れた紫を基調のイメージカラーも良いですが、が復刻塗装機も何だか新鮮な感じがしますね。


さて、山本デンドロビューム園では毎月、タイの農場にフラスコで親株(マザープランツ)を供給しています。
今回も写真のように、箱詰めされたフラスコは植物検疫を受けて山本デンドロビューム園タイ農場へ送り届けられるのです。











この親株(マザープランツ)をもとに、親の花と同じ性質を持った個体のデンドロビュームの苗を大量に増殖をしています。
今では交配、育種など品種改良に関わる部分は全て日本国内で行い、増殖に関する部分の大半はタイのバイオ農場で行われます。



ここで大量に増殖される苗は海外の営利生産者向けの品種が殆どです。増殖、生産された苗は直接ヨーロッパ、アメリカ、中国など生産者のもとに届けられます。


2013/01/06

タイ出張中の出来事です

先日のタイ出張中の出来事です。

山本デンドロビューム園のタイ農場の向かいに孤児院があります。

かつて現会長である山本二郎がチェンマイに頻繁に通っていた頃は、その孤児院も貧しく、時々、食料を差し入れをしたりしていたのですが、その後運営するアメリカ人の努力により、国際的な支援が集まるようになり、最近は運営も非常に安定していました。


ところがクリスマス前に社長がチェンマイ滞在中のこと、
チェンマイ市内から農場に戻ってくると、朝までどうもなかった子供達の宿舎である建物が火災で丸焼けになっていました。




 
 
火災が起きたのは日中のことで、死傷者が出なかったのが幸いでした。

おそらく、支援体制が確立していると思われるので、建物なども間もなく復旧すると思いますが、
電線も焼け落ちたということで、とりあえずうちの農場から電気を供給するとともに、クリスマス前ということで、100人近くいる子供達の気持ちを少しでも元気にできたらと、社長とスタッフがお菓子を届けてきました。

 
 
 
年長組は教会で礼拝中でしたが、残っていた子供達が受け取ってくれました。
 
子供達の無邪気な笑顔が印象的でした。
 
 
 

2012/09/21

タイ農場へ親株を供給

山本デンドロビューム園では、ほぼ毎月、タイの農場にフラスコで親株(マザープランツ)を供給しています。
今日もこのように、来週に控えたタイ農場へフラスコ輸出のための荷造りを行いました。



この親株(マザープランツ)をもとに、メリクロン増殖法により、短期間で親と同じ性質を持った個体のデンドロビュームの苗を大量に増殖をしています。
今では交配、育種など品種改良に関わる部分は全て日本国内で行い、増殖に関する部分の大半はタイのバイオ農場で行われます。



ここで大量に増殖される苗は海外の営利生産者向けの品種が殆どです。
日本で趣味家向けに販売されるような品種は含まれていません。






増殖、生産された苗はそこから直接ヨーロッパ、アメリカ、中国など生産者のもとに届けられます。



2012/08/04

Grammatophyllum speciosum

Grammatophyllum speciosum
グラマトフィラム・スペシオサムです。
タイのチェンマイにあるKamthieng Flower Marketで見ました。


Grammatophyllum speciosum


実はギネスブックにも載っている世界最大のランなのです。
ただし、花が世界一大きいのではなくて、株の高さが世界一。


Grammatophyllum speciosum


東南アジア原産の着生種で、大きなものは7メートルにも達するそうですが、こんな大きなものが樹に着生するなんて想像できませんよね。






Grammatophyllum speciosum


実際、この市場にも人間の上の写真のように、人間の背丈をはるかに超える3メートルくらいの大きな株がありました。 横幅も同様に広く複数の茎が立っています。相当重量があるように思えました。


2012/06/19

増殖のために

久しぶりにタイへ輸送するフラスコ苗を用意しました。



このフラスコに入った小さな苗を元にして同じ性質を持った均一な苗を大量に増殖します。


この箱いっぱいに詰めこまれたフラスコの荷物とは別に、小さな三角フラスコに沢山のPLBと呼ばれる生長点培養によって得られた組織の塊を沢山持っていきます。




いくら小さなフラスコ苗や植物細胞の塊といっても、一応植物ですから輸出許可を得るために植物防疫所で植物検疫を受けます。




 そして、タイのバイオ農場で増殖され、各国へ輸出されていきます。
 もちろん日本へも帰ってくるのです。




2012/02/11

メリクロン培養

デンドロビュームはメリクロン(生長点培養)によって、たった1株から同じ性質を持った苗を大量に生産することが可能です。


写真はタイの農場で生産したデンドロビュームのフラスコ苗。
今日日本に届いたばかりです。
ガラス瓶いっぱいに大きくなったデンドロビュームの苗は見るからに健康的な苗であることがわかります。




これは植物組織培養方法の1つですが、この方法が実用化する前まではデンドロビュームの繁殖には挿し木や株分けしかなく、実生苗はその性質が定まらないために、種苗の供給面からは大変不安定なものでした。



弊社では1973年に山本二郎がデンドロビュームのメリクロン培養法の実用化に成功して以降、クローン苗を短期間で大量生産することを可能にし、30年前からはタイの農場にてメリクロンによる苗の生産を行なっています。現地の安価な労働力を生かし、苗の安定供給、低価格での供給を実現しました。












たとえば、今年選抜されたたった1株の実生の初花も、この技術を応用することで同じ性質を持ったクローン苗を短期間で大量生産することが可能になります。
挿し木や、株分けでは時間がかかりすぎて、いつまで経っても商品化することは不可能ですが、メリクロン技術では数年後には同一品種の鉢物を大量生産することも可能なのです。

しかも、実生であれば種を蒔いて、苗から開花までに5年もかかっていたものがわずか2,3年に短縮される品種も出てきました。


メリクロン培養技術の発見はデンドロビュームだけではなくその他のランにとっても大きな転換点でした。繁殖が難しく、まさに貴族趣味であったランは、 この技術革新以降、広く大衆化していったのです。
現在、気軽にランを楽しめるのもメリクロン培養技術の進歩のおかげといっても良いでしょう。