鳥取県と兵庫県の県境にある標高1310mの山、扇ノ山に来ています。
一年はあっという間ですね。
今年もまたデンドロビュームの山上げ栽培が始まりました。
お歳暮やクリスマスの頃に店頭に並ぶデンドロビュームの鉢物は、
通常、秋に標高の高い山間部で平地よりも早く低温処理栽培をして花芽分化を促し、
その後、再び平地に持ち帰った鉢を温室で加温栽培して年末に開花させています。
8月のお盆過ぎ頃より、大量のデンドロビュームの鉢物を山へ移動して山上げ栽培が行われます。
冬は積雪の多い場所であるため、パイプハウスを立てたままには出来ません。
面倒ですが、毎年新たにパイプハウスを組みます。
山頂付近は晴れおり、今年の作業はスムーズに進みましたが、
標高1300mの高い山なので風は心地よいですが平地よりも日差しは強く、作業後は日焼けして肌がヒリヒリしました。
8月の後半から9月いっぱいまで山上げ作業が続きます。