2012/10/03

疾走するイノシシ

山上げ場として利用する場所はいずれも標高1000m級の山々です。
当然、景色もよく自然が豊富な場所です。
いろんな動物にも出会います。



山上げ場でスタッフが撮影した写真に写っている動物がなにか分かりますか?
おしりを向けて草を食べているのは放牧されている牛ですが、、、
牛の後ろにいるのはイノシシです。


イノシシが牧草地を疾走しています。
かなり遠い距離をズームを使って撮影しているため画像が荒いですが、お分かりいただけると思います。


しかもその向こうにキツネまで。イノシシのおしりの辺りに見えますか?


鳥取の扇の山では山道で何度か鹿にも会いました。昨年は鹿によりデンドロの葉の食害の被害にもあっています。

いまだ出会ってはいませんが、ツキノワグマも生息しているらしく、いつか出会うのではと心配しています。



2012/10/01

10月です

もう10月です。
デンドロビュームの10月の管理については

デンドロビュームの10月の管理 http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2010/10/10.html

を参考にしてください。

秋の管理は置き場所1つ、水やり1つで今後の開花に大きな影響を与えることになります。是非しっかりと読んで参考になさってください。


さて、台風通過後に山上げ場の安否確認に来ましたが、特に被害もなく、外した遮光ネットをもとに戻すだけで作業は終了です。


まだ夕方の4時ですが、山の上の気温は既に12度台まで下がっています。


低温処理中ですから、気温が順調に下がっていることが確認でき、まずは一安心ですが、現在屋根には遮光ネットが掛かるのみ。
昨夜の台風の雨にもしっかりと当たって、葉は濡れたままです。
このまま低温状態が続くことは、斑点病など葉に病気をもたらす心配があります。



そろそろ、ビニールを掛けてやらねばならないようです。
早くに山に持ち込んだ鉢はあと10日程、山上げの遅かった鉢はあと1ヶ月程、低温処理のためにこの場所に留まります。



2012/09/30

台風対策

台風17号の影響は29日昼過ぎから徐々に岡山でも見られ始めました。

前回と違って、予想ではかなり本州に接近すると予想されたために、危険と判断し、山上げ場では厳重な台風対策が取られました。
強風で飛ばされる恐れのある遮光ネットを外すと同時に、暴風で植物が転倒したり、葉が擦れて痛むのを少しでも防ぐために防風ネットを張る作業が行われました。


特に鳥取、扇の山は周囲に風を遮るものもなく、台風が通過すれば吹き曝しの状態です。


屋根に掛かった遮光ネットを取り外し、防風ネットを設置するための杭を打ちます。


台風による被害は単純に進路方向だけでは図れません。しかも台風対策は上陸、接近してからでは作業も危険を伴うため、予め備えた作業が重要にになります。

これらの作業はいざ大型の台風が上陸したならば、まったく役に立つものではありませんが、何もせずハウスに遮光ネットを掛けたままであれば暴風により遮光ネットを吹き飛ばされ、破いてしまったり、ハウスごと押しつぶされる大きな損害も考えられます。



進路が大きくそれて、大掛かりな台風対策が無駄になることもありますが、起きてしまってからでは取り返しの付かないことなので、我々は山上げの期間中は台風が近づくごとにこれらの作業に追われるのです。


しかも山上げ用の圃場が3か所に離れて存在するため、作業は簡単ではありません。
順に山上げ場を回って対策を取るうちに空はみるみる雲で覆われました。
そして最後の場所へ着いた時には既に日が沈み、雨こそ降りませんでしたが、真っ暗な中での作業でした。



台風が過ぎれば、被害の確認、再びネットを掛ける 作業があります。
その時まで安心はできないのです。

これから台風の接近を迎える地域の皆様もデンドロビュームを早めに安全な場所に取り込んで、あげてください。強風にさらされた葉や茎が雨に濡れてしまうと、非常に病気を発生しやすい状態になります。




2012/09/28

肌寒い朝でした

今朝の岡山市内は20度を下回る肌寒い朝でした。


戸外で管理するデンドロビュームもそろそろ夜温を気にする必要があります。
既に止め葉も出てバルブの充実が十分に見られる株はそのまま明るい戸外での管理で構わないでしょう。バルブの充実具合の判断はコチラも参照 → 寒さに当てる?室内に取り込む?

下の写真は先端まで十分に充実したデンドロビュームです。
太さ、形状、色が違うのは品種がすべて異なるからです。








一方、バルブの先端が柔らかかったり、止め葉も出ていないような状態の場合は、そろそろ室内に取り込み明るい窓辺で管理することも考えたほうが良いでしょう。

写真は先端部分の充実が不十分なバルブです。
先端部分を指を指で触れば柔らかいことが確認出来ます。



最低気温が15℃前後になるころに慌てて室内に取り込むよりは
早いうちに判断して、僅かな温度差であっても外よりは明るく、気温の高い場所で管理したほうが断然花つきが良くなります。
つまり、生育の遅れている株には夏の延長のような環境を継続して提供してやることで生育をバックアップしてやります。



面倒な作業ですが、こうした作業も花つきを良くする秘訣です。

プレゼントを発送しました

 Facebookページ、「山本デンドロビューム園鉢物shop」 において毎回大好評のプレゼント企画の発送がありました。


予め用意したものではなくて、発送前に農場で一番状態の良い物を改めて選抜しています。



4.0号サイズとは言え、しっかりと先端まで充実しています。あとは咲くだけと言っても良いほどの立派な鉢です。









栽培のポイントも忘れずに梱包します。

栽培が初めての方も結構いらっしゃいます。万一、栽培に困ったときはメールや電話で尋ねていただければ、お答えいたします。










このように 「山本デンドロビューム園鉢物shop」の楽天公式Facebookページではこのようにプレゼントや栽培場の様子、開花中のデンドロビュームの紹介など、楽しい写真や情報が満載です。

 



まだの方、どうぞご参加ください。


2012/09/26

播種から2年後の様子

デンドロビュームの播種から2年経ちました。


前回の投稿では、春までの開花期の忙しい時期を過ぎ、やっと植え込みに取り掛かる事が出来る状況をレポートしました。  参照→ 播種から1年7ヶ月後の様子


実生苗の今の様子はどうでしょうか?
大半がポリ鉢への植え込みを完了し、随分様変わりしたように見えるかも知れません。

しっかりとした苗に見えますね。でも、これは大量にある今年の実生苗のほんの一部、生育の早いごく一部の苗にすぎません。


5月からの約4ヶ月の間、コミュニティポットで生長した実生苗は、大きな苗から順次、コミュニティポットをほぐし、ポリ鉢へ個別に植え込みされていきました。

何度か書きましたが、すべてが実生であるため、全てが異なる品種といってもよく、違う性質を持っています。なかでも生育の差はとても大きいのです。




植え込み作業は簡単ではありません。
数が多いことはもちろんですが、大切な次世代を担う実生苗です。
混入があっては大変です。すべてがダメになります。交配ごとに慎重に確認をしながらの作業で、神経を使います。







ひろげた新聞紙の上は、同じ交配の同じ鞘からとった種の実生苗です。
ほぐしてみるとよく分かりますが、同じ交配からの苗でもバルブ長、節間、葉の大きさ、根の量に既に大きな差が出ています。
この差は肥培管理によるものか、あるいは品種特性によるものかははっきりとは確認できませんが、ここでもまた良苗のみが選抜され、植え込みがなされます。品質の劣る苗は淘汰されます。





今日植え込みした苗は、この投稿の最初に登場した5月に植え込み済みの実生苗の写真と比べると少し頼りない気がしますが、
来春の新芽のスタート時には揃って良い新芽を伸ばしてくれると思います。

開花まではまだまだです。



 

2012/09/24

スゴイ根

栽培場で見かけた根がむき出しの苗です。
ポットが抜けたのでしょうか?


てっきり、ビニールポットから株が抜けてしまっているのかと思いましたが、そうではないようです。



引き上げてみるとこのとおり、スゴイ量の根っこです。






普通の苗と比べてみました。
同じ管理、同じ品種、同じ大きさの苗でどうしてこれほどの根の量の違いが出たのでしょうか。



確実に水を与えられ、水分を多く含んで枯渇する心配のないポットの中に収まった株と、ポットからはみ出して、空気に晒された株との間には根の量に大きな違いが見られます。


苗の移動中に振動でポットと鉢底の間に隙間が出来、偶然にも鉢の中に非常に乾きやすい空洞状態が発生したこと。その結果、水をもらっても、すぐ乾き、さらに水を求めて根が伸びての繰り返しがこれほどの根を伸ばしたと考えられます。



こんな状態でも、バルブはしっかりと太っています。
乾きやすいからといってやせ細ってはいません。



むしろ水を求めて伸びた大量の根がわずかな水も逃さずすべて吸収している証拠ですね。

野生のデンドロビュームが枯れ木に大量の根を張り巡らせて着生しているのと同様ですね。
鉢に収まっていないと心配な方はこれを見れば少しは安心できるのではないでしょうか。

根張り、根の量がランにとって如何に重要かを教えてくれているようです。

秋も本格的になって来ましたが、皆さんのデンドロの鉢の中の様子はいかがですか。綺麗な白い根がたくさんありますか?