2011/05/20

バニラを受粉させてみる

先月、4月6日の投稿で政津農場で咲いているバニラの花を紹介したところ、メールで質問をくださる方や、中にはわざわざ政津農場までバニラの花を見に来てくださる方までいらっしゃいました。


Vanilla planifolia



今まではバニラの花を見て楽しむだけでしたが、今年は種をつけてみることにします。
つまりバニラビーンズのことです。

ランの仲間なので簡単に考えていましたが、花の寿命もたった一日で、朝開花してお昼には萎んでしまうため、慣れるまではバニラの受粉は意外に難しいものでした。
webで調べてみてもバニラの交配を説明しているページは意外に少なかったですね。





下の写真は4月15日に受粉を試みた時のもの。

リップが長く筒状で邪魔なので開いてずい柱を露出させて、雌しべに花粉をつけてやりました。




慣れないため、リップは破れてしまい、可憐なバニラの花が随分ひどいことになりました。



うまく受精すると他のランと同様に萎んで、萎れた花は付いたまま、落下せず、花柄(子房にあたる部分)が肥大してくるはずです。
うまく受粉できなかったときは、萎れた花は翌日には落下しました。



数日経ちましたが花が落ちません。
何度か失敗しましたが、どうやら受粉が上手くいったようです。

受粉に成功すれば花は萎んでも落ちません

受粉すると子房が下向きに伸びてきます。

長く伸びて緑が濃くなりました

少し肥大してきて、他の開花済みの花柄と明らかな違いが出てきました。

vanilla beans


それから約1ヶ月たった今はこんな感じです。5月19日に撮影しました。
まるでインゲンマメの鞘のようです。

vanilla beans


このまま成長して立派なバニラビーンズが収穫できるといいのですが。


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