2013/06/24

コガネムシによる葉の食害

今年もコガネムシによるデンドロビュームの葉の食害が見られます。

圃場に飛来するコガネムシは、主にドウガネブイブイと呼ばれるものです。

デンドロビュームの場合、コガネムシの被害に合うのは6月~9月の成虫の活動が活発な時期に限られており、特に温室やビニールハウスが開放されることが多くなるこの時期に外部から飛来してきて葉を食害します。



被害を受けたデンドロビュームの葉は葉の役割を果たせないほど大きく裂け、網目状になり、落葉が早まります。それはバルブの生育にも大きく影響します。
小さな苗だとバルブごと食べてしまうことも。



一般家庭でも、既に戸外で栽培されている方が多いと思います。

ダニやスリップス、カイガラムシなどのように葉に発生、徐々に増殖、被害を及ぼす害虫の他に、外部から突然飛来する害虫にも対応できるようにしましょう。


オルトランやスミチオンといった殺虫剤の葉への散布は忌避、殺虫の一時的な効果はありますが、効果は長くありません。いくら気を付けていても、周囲の畑や草むらから新たな成虫が飛来してくるため、追い払ってもそのうち戻ってくる、あるいは別の虫が飛来してきます。気がついた時は既に葉を大きく食害された後の場合も多いでしょう。


電撃殺虫器による駆除は高電圧で一撃で殺虫出来れば良いですが、容量の小さな家庭用の電撃殺虫器の場合はむしろ、周囲からあらゆる害虫を寄せ集めることになるため屋外ではむしろ使用しない方が良いでしょう。
またフェロモンを利用したトラップも市販されており、誘引、捕獲の効果がそれなりにありますが、集まった成虫が全て罠にかかるわけではないので、本来集まって来ないはずの個体群まで周囲から引き寄せ、余計に食害される可能性もあるので良く考慮しての使用をお願いします。


虫の苦手な人には難しいことかも知れませんが、こまめに葉を観察、見つけ次第、捕殺、駆除が一番です。周囲で大発生して緊急の対策が必要なら、防虫ネットで囲ってやるのが最も有効でしょう。






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