2012/10/22

やっと出荷です

輸出用のデンドロビュームは今日やっと、業者に引き取られて行きます。

 まだ、出荷していないのかと驚かれるかも知れません。



輸出梱包の工程では乾燥作業が一番重要で、湿気が残っていると梱包の中で 植物体そのものにカビが発生します。


それが現地の植物検疫で問題になる場合もあるのです。
過去にカビが原因で、一度送った荷物が日本に送り返されてきたこともあります。
航空運賃が2倍かかった上に、商売になりませんでした。





必要書類もバッチリ揃いました。


これでやっと荷物が業者によって引き取られていきます。
準備を始めてから約1週間。
しかも、荷物が関西国際空港に届いてから、飛行機への搭載は24日です。
本当に時間がかかります。



2012/10/19

輸出に向けた乾燥作業

先日、農薬に漬け込んだ輸出用のデンドロビュームの苗です。
トレーから外された苗は乾燥させるために棚に広げられています。


今回から植えこみ材料である水苔を付けたままでの輸出許可が出たため、根をほぐす作業がありません。
植物にとっても、作業負担の面からも随分と改善されました。








水苔付きとはいえ、カラカラに乾燥させた後、先方に届くまで2週間近くもこの状態でいるわけですから、デンドロビュームの生命力を改めて実感します。




2012/10/17

苗の輸出の準備

農場では週明けに中国向けのデンドロビュームの苗の輸出が控えています。
既にその準備が始まっています。


今回輸出されるのはご覧のプラク苗。非常に良い状態の苗です。


輸出の際は梱包前に植物防疫所での植物検査を受ける必要が有るために、殺虫、殺菌処理が施されます。
数量は2万本と海外への供給量としては少い方ですが、全ての苗を完全な状態で納品しなくてはなりません。



たった一匹の害虫の混入も病気の発生も許されませんので、薬液に完全に沈めてしまいます。




植物全体に農薬が行き渡ります。


このあとしっかり乾かしてやります。
水分が残っていると梱包の中でカビを発生させる原因となるからです。
現地の検疫で引っ掛かり、ストップになってしまいます。

十分な乾燥のあと梱包作業が控えています。




2012/10/15

花芽の膨らみが確認出来ます

デンドロビュームの花芽が膨らんできました。




 



山下げが始まり、低温処理がなされたデンドロビュームが次々と温室に帰ってきます。





そこにはしっかりと花芽の膨らみが確認出来ます。



2~3日も目を離すと下の写真のように、あっという間に膨らんできます。




植物の反応は素直です。
十分に低温に当たったデンドロビュームが花芽分化を起こすことは分かっていても、勢い良く花芽を膨らませて良く様子は何度見ても嬉しいものです。

開花が待ちきれません。 
早ければ11月の終わり頃でしょう。

 


2012/10/09

山下げが始まります

10月に入り、山の気温も日ごとに下がっています。



山上げ栽培中のデンドロビュームの葉には朝露がびっしりと。



更に気温が下がれば霜の心配もあります。
10月上旬でそこまでの心配はないにしても、濡れた葉が低温にさらされると斑点病を発症しやすくなるのはご存知のとおりです。

そこで、今日はパイプハウスにビニールが掛けられました。



 これで10月いっぱいまでは大丈夫でしょう。





そして、早いもので、鳥取の扇ノ山に山上げをしているデンドロビュームの一部は低温に15回以上当たっています。
中には既に花芽分化を起こし、開花の準備が出来ているものもあります。




標高1300mの扇ノ山では、この日はよく晴れた日中でも気温が15度、今朝の最低気温は6度まで下がっていました。










遠く岡山から鳥取へ運んできた鉢は再び岡山の温室に戻ります。




2012/10/06

未登録品種‘サニーエンジェル’ 

 Den. 'Sunny Angel'

(Den.friedericksianum x Den.Romance)  1974年 J.Yamamoto 交配

未登録品種‘サニーエンジェル’ 


(Den.friedericksianum x Den.Romance) 'Sunny Angel' 


趣味家向けに交配されたデンドロビューム。

原種フレデリックシアナムのに似たフワフワと柔らかい花つきに、クリーム黄色の優しい花色。
それでいて、バルブも丈夫で花つき、花もちもよく育てやすい。


(Den.friedericksianum x Den.Romance) 'Sunny Angel' 

(Den.friedericksianum x Den.Romance) 'Sunny Angel' 


‘サニーエンジェル’ に興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。

http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000731/



2012/10/05

播種作業が始まりました

デンドロビュームの種は交配から約半年ほどで成熟します。
そして鞘がはじける前に取り出し、寒天培地で無菌播種されます。





ランの種子には栄養分となる胚乳がなく、自然下では発芽しにくいものです。
そこで栄養価の高い寒天培地の上で発芽させるのです。





さて、この播種されたデンドロビュームの種が発芽するには2~3週間はかかります。



そして初花を見るまでは約5年の歳月を要します。



 デンドロビュームの播種、発芽に関する情報はこちらで詳しく取り上げています。
 種子からの生長
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/search/label/%E7%A8%AE%E5%AD%90%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E7%94%9F%E9%95%B7