2012/11/01

11月になりました

11月になりました。
デンドロビュームの11月の管理については

デンドロビュームの11月の管理 
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2010/11/11.html

を参考にしてください。

花芽分化を終えた株の中には成熟した茎の各節から花芽の膨らみが確認できるものあります。
この時期の水やり、温度管理が春先の開花を左右します。
じっくり読んで、良い花を咲かせるられるよう頑張りましょう。


年末開花のために慌ただしく山下げが済んだ開花温室とは別に、山本デンドロビューム園の栽培温室では来年の苗も既に十分な生育をして、次の新芽を伸ばすための重要な段階に来ています。
次期シーズンの目玉となるべく新品種が次々とギフト向け品種として投入される予定です。




下の写真をご覧ください。
左の苗は次世代の新品種。右が在来品種のコメットキング‘アカツキ’です



バルブの太さがまったく違います。
決して右のアカツキが細いわけではなく、新品種のバルブが飛び抜けて太いのです。
また肥培管理の差ではなく、品種特性なのです。
一体どんな花がさくのか、花の紹介は開花してからのお楽しみに取っておきましょう。


このあと、加温栽培されている温室では徐々に肥料と水を増やし、新芽のスタートを促します。
苗の状態は、一般家庭より半年近く生育が進んでいます。



2012/10/30

播種から30日目のデンドロビューム

デンドロビュームの播種から30日ほど経ちました。




突起が出て産毛が生えてきました。
将来、葉になり、根になるであろう部分です。



なんとなく足の生えたスライムのようでもあり、大きさは辛子明太子の1粒と同じくらいです






播種後の3~4ヶ月ころまでが、一番変化の激しい時期です。
肥大した種子は次第に分化し、芽や根を形成します。

これはフラスコの中を覗いたもの、ある1つの交配から採れた種を撒いたものです。
つまり同じ親からの子供ですね。培地で発芽したその数は何千何万かもしれませんが、全部を咲かせることはせず、苗の段階で選抜して同じ交配からは50~100程度の花しか咲かせません。

同様の交配が毎年200~300ほど行われます。

まだデンドロビュームには程遠い形をしています。


メダリスト ‘No.2’

Den.Medalist 'No.2'

(Den.Century Hope x Den.Sweet Pinky) 2009年 J.Yamamoto RHS登録

メダリスト ‘No.2’

Den.Medalist 'No.2'




白弁の最高傑作、メダリスト'ミカド' と同一交配から選抜されました。
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/01/blog-post_11.html

この交配では珍しく、弁先に淡いピンクを帯び、黄色の目が入る。
極大輪の丸弁整型花。クリスチーナなどに比較して格段に進歩した最新品種。

受注生産品種です。営利生産品種として国内生産者向けにも種苗のご予約も承っています



お問い合せは info@dendrobium.net  まで。




2012/10/27

デンドロビュームの山下げも終盤に

10月に入って始まったデンドロビュームの山下げもまもなく終わりになります。


年内出荷を考えると10月中に加温を始めたいところです。






また、10月も後半になりますと山の圃場は気温も一気に下がり始めます。
標高が高いため11月まで呑気に置いておくと雪に見舞われたり、氷点下の冷え込みに合うことも心配されます。

そこで運送会社のトラックにも手伝ってもらって一気に岡山まで鉢を持ち帰ります。


 
 久しぶりに温かい温室に戻って来ました。








 デンドロビュームで溢れていた山の圃場は随分片付きました。


2012/10/26

ファンタジームーン ‘ラブ’

Den.Fantasy Moon Love'

(Den.Happy Musical x Lucky Doll) 2010年 J.Yamamoto RHS登録

ファンタジームーン ‘ラブ’






上品な淡いピンクの花弁にクリームイエローの目が入る柔らかい感じの最新品種。
花つきが極めて良く、花が密に群がるように咲き、生育旺盛で栽培も容易。観賞価値が高い。



開花サイズは30cm~80cm、 大鉢仕立てに向いています。開花期は12月から4月まで可能。







受注生産品種です。営利生産品種として国内生産者向けにも種苗のご予約も承っています



お問い合せは info@dendrobium.net  まで。



2012/10/23

デンドロビュームの発芽

デンドロビュームの種。
2週間前には粉状の種だったものが寒天培地の上で養分を含んで発芽しています。




瑞々しく光って、とても美しいです。




でもまだ1ミリにも満たないほんの小さな植物です。
初花を見るまでは約5年の歳月を要します。
この交配の花が楽しめるのは2017年ごろになります。


2012/10/22

やっと出荷です

輸出用のデンドロビュームは今日やっと、業者に引き取られて行きます。

 まだ、出荷していないのかと驚かれるかも知れません。



輸出梱包の工程では乾燥作業が一番重要で、湿気が残っていると梱包の中で 植物体そのものにカビが発生します。


それが現地の植物検疫で問題になる場合もあるのです。
過去にカビが原因で、一度送った荷物が日本に送り返されてきたこともあります。
航空運賃が2倍かかった上に、商売になりませんでした。





必要書類もバッチリ揃いました。


これでやっと荷物が業者によって引き取られていきます。
準備を始めてから約1週間。
しかも、荷物が関西国際空港に届いてから、飛行機への搭載は24日です。
本当に時間がかかります。