2012/07/01

7月になりました

7月になりました。

本州の梅雨明けはまだ先のようです。
雨降りと晴れ間の繰り返しで、両極端な気温の差と光線の違いに、デンドロビュームの管理に迷うことが多いと思います。

肥料やりのチャンスも今月までと考え、夏以降もやりすぎて、伸ばしすぎや高芽を出す失敗をしないよう注意が必要です。
春から伸びてきた新芽や根はいつまでも生育するわけではありません。次第に止め葉が出て、秋までにしっかりと太ったバルブが出来上がるのが理想的です。

鉢増し、植え替え、株分けなどまだの方はお早めに。夏以降の植え替えが適さない理由は、冬までに新しい鉢に根が回るために必要な期間が足りないことです。
根張りが少ない状態で冬を迎えると、水やりで失敗したり、春先に良い花が咲かない可能性があります。

山本デンドロビューム園でも開花時期にあわせて、寄せ植え作業が急ピッチで進められています。
年末のギフト用に寄植えされるデンドロビュームの鉢物はあと2ヶ月ほどで山あげ、低温処理へ移ります。生育、作業の遅れは製品の出来に大きく影響します。

9月には山あげを控えた大鉢
鉢の表面は目新しいベラボンで覆われていますが、数カ月後には根で溢れるほどにしなくてはなりません。

寄せ植え間もない8号サイズの鉢


デンドロビュームの7月の詳しい管理はコチラを参考にしてください。

デンドロビュームの7月の管理
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/07/7.html

 

本格的な夏がやってくる前にしっかり読んで、夏の管理のために準備をしましょう
梅雨の最中と安心せず、葉焼け、高温障害への注意は忘れずに。