2013/10/04

早くも山下げが始まりました

10月に入り、山の気温も日ごとに下がっています。

標高1300mの扇ノ山では、この日は日中でも気温が10度、朝の最低気温は4度まで下がっています。




一番最初に山上げをした鳥取の扇ノ山の圃場にあるデンドロビュームは既に花芽分化を起こし、開花の準備が出来ています。
つい先日、山上げを完了したばかりですが、早くも山下げが始まります。



 9月に入って確実に13度を下回る低温に当たった回数はわずか17回ほどですが、既に株元まで花芽の膨らみが確認できます。
バルブの成熟が完璧であれば、僅かな低温期間、回数でも花芽分化が十分可能であることがよく分かります。

スイートピンキー‘モモコ’





シーマリー‘スノーキング’




この状態であれば、温室に持ち帰り加温して50~60日程で開花します。早い品種は45日で開花、出荷が可能です。


トラックに積み込んで岡山へ持ち帰ります。
今年もまた、デンドロビュームが美しく咲き誇る季節がやってきます。