3月になりました。
暖かい日と寒い日を繰り返しながら、季節は次第に春へと移っていきます。
長かった冬の管理から解放され、夜間の冷え込みもさほど気にならなくなります。
無加温で栽培管理していたデンドロビュームも春の兆しが見えはじめる3月ともなれば、茎の節々から膨らみ始めた花芽にも勢いが増し、毎日の管理が一段と楽しいものとなってきます。
生育の早い家庭では、すでにデンドロビュームが満開になっている場合もあるでしょう。
また、3月も後半にもなると、既に開花の終わった株などは株元に新芽の膨らみが確認できるようになります。
暖かくなったとはいえ、時折訪れる寒気に注意して、気を抜かず、花芽やつぼみをダメにしてしまわないよう、栽培管理に取り組みます。
これまで同様、1日を通して長時間、太陽光線がよく当たる明るい窓辺などが最適です。
花芽のついた開花株や 新芽の生育にも光線と温度は欠かせません。
また、狭い場所に密集して置くと、風通しが悪くなるばかりでなく、株元まで十分に光線が当たらないため、新芽のスタートに影響がでます。十分な間隔をとって栽培することも必要です。
着生ランであるデンドロビュームは原産地では高い樹木の枝に着生しており、新鮮な空気の中で、日光のよく当たる場所に生育しています。このことはデンドロ栽培において、一年を通じてとても重要な栽培のヒントになります。
3月も後半になると、気温も急上昇し、閉めきった室内で、窓辺のデンドロビュームが思わぬ高温にさらされ、つぼみや葉に高温障害がでるのもこのころです。
快晴の日には、ガラス越しの直射光線は思った以上に付近を高温にします。
レースのカーテンやブラインドで遮光が出来たり、窓を開けて、適度に通風を図れるような場所であることも重要です。 これからは夜の低温よりも、昼の高温に気を配ります。
栽培環境によって、株の状況は様々ですが、花芽やつぼみ、新芽など、株の状態に合わせた管理、置き場所が求められます。
日照時間も長くなり、光線も強くなってきます。
苗として管理するデンドロビュームにはしっかりと光線を当ててやる必要がありますが、通風が悪いと予想外の高温になって、高温障害を起こすことがあります。つぼみをつけた株などは高温により、小さな花になってしまいます。
レースのカーテンなどを利用したり、窓を開け風を取り入れたりして、極端な高温に注意をします。
暖かい日と寒い日を繰り返しながら、季節は次第に春へと移っていきます。
長かった冬の管理から解放され、夜間の冷え込みもさほど気にならなくなります。
無加温で栽培管理していたデンドロビュームも春の兆しが見えはじめる3月ともなれば、茎の節々から膨らみ始めた花芽にも勢いが増し、毎日の管理が一段と楽しいものとなってきます。
生育の早い家庭では、すでにデンドロビュームが満開になっている場合もあるでしょう。
また、3月も後半にもなると、既に開花の終わった株などは株元に新芽の膨らみが確認できるようになります。
暖かくなったとはいえ、時折訪れる寒気に注意して、気を抜かず、花芽やつぼみをダメにしてしまわないよう、栽培管理に取り組みます。
デンドロビュームの3月の管理を簡単にまとめてみました。
置き場所に付いて
これまで同様、1日を通して長時間、太陽光線がよく当たる明るい窓辺などが最適です。
花芽のついた開花株や 新芽の生育にも光線と温度は欠かせません。
また、狭い場所に密集して置くと、風通しが悪くなるばかりでなく、株元まで十分に光線が当たらないため、新芽のスタートに影響がでます。十分な間隔をとって栽培することも必要です。
着生ランであるデンドロビュームは原産地では高い樹木の枝に着生しており、新鮮な空気の中で、日光のよく当たる場所に生育しています。このことはデンドロ栽培において、一年を通じてとても重要な栽培のヒントになります。
明るく日当たりの良い場所が最適 |
株元にも光線が当たるよう心掛けます |
早いものは株元に新芽の膨らみが見られます |
快晴の日には、ガラス越しの直射光線は思った以上に付近を高温にします。
レースのカーテンやブラインドで遮光が出来たり、窓を開けて、適度に通風を図れるような場所であることも重要です。 これからは夜の低温よりも、昼の高温に気を配ります。
栽培環境によって、株の状況は様々ですが、花芽やつぼみ、新芽など、株の状態に合わせた管理、置き場所が求められます。
光線について
日照時間も長くなり、光線も強くなってきます。
苗として管理するデンドロビュームにはしっかりと光線を当ててやる必要がありますが、通風が悪いと予想外の高温になって、高温障害を起こすことがあります。つぼみをつけた株などは高温により、小さな花になってしまいます。
レースのカーテンなどを利用したり、窓を開け風を取り入れたりして、極端な高温に注意をします。
つぼみのついた株の温度管理についてはこちらもご覧ください。
窓辺の高温に注意します(2011/02/22投稿)
http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2011/02/blog-post_22.html
大きくつぼみを膨らませたデンドロビューム |
開花時にはこのように、強光線に注意を払ってやりますが、実は風さえ適切に送ってやれば少々光線が強くても、気温が上昇しても高温障害にはならないことも知っておきましょう。
これはタイの原産地のデンドロビュームが日中30度を越える気温のもと、強光線下で見事な生育を遂げている様子です。 ご覧のように何一つ、光線を遮るものはありませんが、バルブの数から何十年もこの樹に着生していると見られる大株のデンドロビュームの原種です。
枯れた大木のてっぺんに着生するデンドロビューム |
ここでは、自生しているほとんどの品種が、光線のよく当たる場所にのみ着生しており、枝葉の茂った場所や日当たりの悪い場所には見つけることが出来ません。
ここでは日中、常に樹々の小枝や葉を揺り動かす程度の風が吹いているのです。
このことから、光線と風の組み合わせが、いかにデンドロビュームの生育に重要かがわかります。
水やりについて
徐々に気温が上がり、真冬に比べて、水やりの頻度を徐々に増やしてやりますが、まだ、鉢底から抜けるような大量の水やりをする時期ではありません。
水のやり過ぎは根傷みの原因になりますので、くれぐれも注意したいものです。
肥料について
無加温で管理してきた株には、施肥の必要はまだありません。夜間の最低温度が13度くらいになってから施肥を始めます。
病害虫について
無加温栽培の場合、休眠状態から覚め、これから新芽が生育を始める時期です。葉の病気の心配もほとんどありませんが、気温の上昇と共に植物自身の活動も活発になります。病害虫の発生もこのころから増えてくるので注意します。
花つき株や鉢物を購入した場合の管理(3月以降の場合)
詳しくはコチラ→デンドロビュームの鉢物の管理方法置き場所
夜間の温度が5度から10度くらいの場所に置くのが最適です。日光浴も必要なく、日当りのよい場所は花が早く終わることになります。
3月は気温が高くなる時期であり、これらの条件下に置くことが非常に難しくなってきます。
部屋の温度が高くなると真冬のような花保ちは期待できなくなります。
開花中の水やり
冬期であればの5度から10度くらいの温度の低い場所に置くことで、ほとんど水を必要としませんが、冬に比べて、乾きが早くなる可能性があります。温度が10度以上になるようであれば、水やりの頻度を増やしてやります。気温の高い日や天気の良い日には夕方までに乾く程度の水やりをします。
乾いてくると鉢が軽くなりますので、鉢の重さも水やりの目安にするとよいでしょう。
花が終わった後の管理
詳しくはコチラ→花が終ったら
最初に
枯れた花だけ取り除いてやります。茎は2~3年は残しておきます。
枯れた花だけ取り除いてやります。茎は2~3年は残しておきます。
置き場所
日当たりの良い暖かい場所へ移動してやります。苗の管理を参考にします。
水やり
ギフトのデンドロビュームは陶器鉢やプラスチックの通気性の悪い鉢に植えられている場合が殆どです。水のやり過ぎには注意が必要です。
肥料について
肥料も暖かくなるまでは必要ありません。
植替え
暖かくなるまで待ちます。
植替え
暖かくなるまで待ちます。