2012/11/29

まもなくギフトの販売をスタートします

弊社運営の山本デンドロビューム園鉢物shopでは12月1日からギフト鉢物の販売を始めます。


プレミアムな贈り物!!デンドロビュームギフト
http://item.rakuten.co.jp/dendro/c/0000000183/ 





豊富な品種群の中から最良の状態のデンドロビュームをお送りいたします。

デンドロビューム4.5号


デンドロビューム6.5号



品種指定のご注文受付も徐々に再開していきます。

ファンシーエンジェル‘リセ’4.0号は12月1日から注文可能です。

ギフトでデンドロビュームを贈るご予定の方、まもなくです。
お時間ありましたら、山本デンドロビューム園鉢物shop のギフトをチェックしてください。


2012/11/28

苗、資材ご購入の方に来年用カレンダーをプレゼント

毎年、皆様にご好評いただいております山本デンドロビューム園のオリジナルカレンダーが完成しました。


今年も昨年同様にデンドロビュームの苗をご注文、ご購入いただいた方すべてにプレゼントいたします。

カレンダープレゼントは、楽天の山本デンドロビューム園鉢物shopに限らず、メール、FAX全てのご注文が対象です。
カレンダーのみをご希望の場合遠方の販売店様でカレンダーを希望される方など、カレンダーのみをご希望の方は郵便切手400円分(80円×5)を封筒に同封の上、お届け先を明記の上お申込みいただければカレンダーを郵送させて頂きます。

郵便番号、住所、氏名、電話番号、「デンドロビュームカレンダー希望」と明記し、山本デンドロビューム園までお申し込みください。

カレンダーのみ送付の受付は12月10日までとさせていただきます。
枚数に限りがありますので、品切れの場合はどうかご容赦下さいますようお願い申し上げます。



    〔申込先〕
    〒700-0845
    岡山県岡山市南区浜野1-12-30
    山本デンドロビューム園 
    電話番号 086-262-0982
    FAX番号 086-262-3556

    お問い合わせ先 info@dendrobium.net

    ※カレンダーはなくなり次第配付を終了させていただきます。

2012/11/26

プレゼントのお知らせです

久しぶりにプレゼントのお知らせです。


山本デンドロビューム園鉢物shop」のFacebookページでは11月27日よりプレゼント企画を開催します。

まもなくデンドロビュームの本格的な出荷シーズンを迎えるにあたりまして、昨年、大好評だったファンシーエンジェル‘リセ’を5名の方にプレゼント!

2012/11/27 00:00から応募可能です。
たくさんの方のご応募お待ちしております。

応募条件はFacebookへのいいね!のみ。

気軽に参加できる企画となっておりますので、これを機にFacebook へのご参加お待ちしております。

すでにこのページにいいね!を下さった方ももちろんご応募できますので、どうかよろしくお願いいたします。

懸賞応募ページはこちら
「可愛いデンドロビューム ファンシーエンジェル ‘リセ’ が5名様に当たります!」



ファンシーエンジェル‘リセ’

https://present.crocos.jp/30460 ←応募ページです。

応募期間      2012/11/27 00:00 〜 2012/12/12 00:00

どしどしご応募ください!
 



既に運営中のページに是非ご参加ください。
それぞれに特徴ある情報発信をしています。


Yamamoto Dendrobiums

2010年7月23日より運用してしています。海外の方からも多くのアクセスがあります。デンドロファンや海外の生産者向けに美しいデンドロビュームの写真や情報を発信していきます。









株式会社山本デンドロビューム園
主に国内のデンドロビューム生産者や市場や生花店、販売店向けの情報をお届けします。卸販売に関する情報を詳細にお伝えできるように努めます。
現在は開花シーズンに入り、温室内の開花の様子を随時アップしています。









 山本デンドロビューム園鉢物shop
一般のお客様、趣味家の方向けに弊社楽天ショップの特売情報、在庫のお知らせ、栽培に関する有用なニュースを発信します。
商品画像を栽培場からリアルにお届けいたします。問合せはもちろんですが、画像の投稿もお待ちしております。















2012/11/24

今季初出荷でした

遅れ気味だったデンドロビュームもやっと開花です。

やっと今季初出荷を迎えました。




主な品種は早咲きのファンシーエンジェル‘リセ’、そして今季本格的にデビューのマイスイート‘ウインク’です。

マイスイート‘ウインク’
 こちらに並ぶ6号鉢はすべてにご注文いただき幸先良い初出荷となりました。


マイスイート‘ウインク’



ファンシーエンジェル‘リセ’


ファンシーエンジェル‘リセ’



ファンシーエンジェル‘リセ’


曇天続きで開花状況は決して良くはありません。11月中は継続して開花とはいきませんが、まずは初出荷を終えて一安心です。

楽天ショップでの販売は安定して開花してくる12月1日からを予定しています。



2012/11/22

できたてホヤホヤです

たった今、遅れていたカレンダーが印刷屋さんから届きました。
できたてホヤホヤです。 




この間の写真とかなり違うような気もしますが、
ともあれ、出来上がって一安心です。



明日から早速、卸売市場様へ発送準備を致します。
11月25日頃までには、大手花き市場にお届け出来ると思います。
フラワーショップの方には、どうかお持ち帰りいただき、デンドロビュームの販売促進にご利用いただけば幸いです。




遠方の販売店様へのカレンダー配布についての詳細は改めてお知らせさせて頂きます。
一般の趣味者の方へのプレゼントキャンペーンも企画しております。
この「Dendrobium Blog」や「山本デンドロビューム園鉢物shop」「山本デンドロビューム園鉢物shop」の楽天公式Facebookページ」での告知をお待ちください。



2012/11/19

RHSの登録結果(登録日2012/11/13)

13品種がサンダース・リストに登録されました。

登録日は2012/11/13
RHSのページには既に反映されています。
The International Orchid Register

http://apps.rhs.org.uk/horticulturaldatabase/orchidregister/

ここで登録される品種名は基礎交配部分の登録が多いので皆様がその花を目にすることはないかも知れません。 
しかし、育種をする上では重要な部分であり、怠ることの出来ない重要な作業になります。







NAME                 PARENTAGE
Angel Pink             Den. Brilliant Smile x Den. Cassiope

Bellissima       Den. Shiny Kiss x Den. Upin King

Bright Dream         Den. Oriental Passion x Den. Comet King

Candy Magic          Den. Pink Dream x Den. Candy Smile

Fairy Tail               Den. Emillio x Den. Cygnus

Fancy Moon           Den. Upin King x Den. Oriental Smile

Grace Heart           Den. Happy Holiday x Den. Century Hope

Little Kiss              Den. Benchamin x Den. Line Dance

My Love                Den. Medalist x Den. My Melody

Noble Smile            Den. Emblem x Den. Grand Smile

Shiny Love             Den. Pink Kiss x Den. Sweet Pinky

Snow Fantasy         Den. Angel Moon x Den. Cassiope

Swannie                 Den. Yellow Song x Den. Brilliant Smile


以上、ご報告でした。



2012/11/17

開花が遅れています


11月も中旬を過ぎると例年ですとデンドロビュームの開花が始まっているはずですが、今年はいつもより開花が遅れ気味です。

市場関係者の方からそろそろデンドロが咲いてきたのでは?と問い合わせを多くいただくのですが、良い返事ができないのです。

小鉢のファンシーエンジェル‘リセ’の蕾にやっとピンクがほんのり色付いた程度です。
しかも今日は朝から雨が降り、日中も薄暗いままでした。


いくら温室の温度を高く設定していても、やはり明るい太陽にはかないませんね。
天候には逆らえませんが、来週からの晴天が続くことを期待したいと思います。


ちなみに昨年の丁度今頃はファンシーエンジェル‘リセ’が次々とと開花してきた時期です。
このような動画も撮影しました。


開花が待ち遠しいですね。

他の動画はこちらからどうぞ。
Yamamoto Dendrobiums@YouTube
http://www.youtube.com/YamamotoDendrobiums





掲載情報

弊社会長の山本二郎が地元情報誌の取材を受け、記事が掲載されました。

リビングおかやま2012年11月17日
尚、この記事の内容はリビングおかやまのウェブサイトにてご覧になれます。
http://www.lico.co.jp/okakura/

トップページの「リビングおかやま」を読むをクリックしすれば3ページ目に掲載されています。


育種家山本二郎に興味をお持ちの方はこちらもぜひご覧ください。
育種家山本二郎のあゆみ
http://www.dendrobium.net/company/company-YamamotoJiro.html




2012/11/16

箱詰めそして植物検疫

今月の10日から準備を始めた輸出の作業は乾燥を終えたデンドロビュームを箱詰めし、植物検疫を受けるだけとなりました。


十分に根を乾かした後は、丁寧に箱詰めされます。


 葉の向き、苗同士の重なりを考慮して組合わせることで、何段にも重ねて詰めて重量がかかっても傷まないように箱詰めできるのです。







箱詰め作業を終ると事前に予約を入れておいた植物検疫に持ち込みます。
植物検疫とは輸出入の際に互いの国の農業を有害な病害虫から守るための制度です。
日本で検査を受け、相手国でも入国の際に検査を受けることになります。日本で合格したものが現地の検査で不合格になることもあります。



この検査が通らなければ、最短での荷物到着を考慮して組んだ集荷、航空機搭載のスケジュールが全て狂ってしまいます。ですから合格のハンコを押してもらえるまでは気が抜けません。


しっかりと消毒したかいあって無事、植物検疫を終え、植物検疫証明書(Phytosanitary certificates)も発行して頂きました。


ふたを閉じてしまえばあとは現地につくまでこのままです。
現地の植物検疫に合格して、無事に受け取ってもらえるのを祈るばかりです。


これで年内の輸出作業が済み一安心ですが、そろそろ月末から始まるデンドロビュームの鉢物の出荷が忙しくなります。
まもなく温室の中が華やかになります。こちらでもご紹介しますので楽しみにお待ち下さいね。





2012/11/15

カレンダー制作が遅れています

来年用のデンドロビュームのカレンダーの制作が遅れており大変ご迷惑お掛けいたします。


一部の市場関係者の方からもご心配、お問い合わせを頂いております。
本日中に校正が上がる予定です。



写真は今年の2月にカレンダー撮影を行ったものです。
今年のカレンダーに使われているかどうか、楽しみですね。

昨年同様に、一般にも配布いたします。

完成後はこちらでもご紹介たしますので、今しばらくお待ち下さい。

2012/11/13

花芽の進行状況

山下げ後の花芽の状況です。
早いものは30日の加温期間を経ています。



ここまで来ると1節の着花数がはっきりとしてきます。
蕾の形がはっきりとわかりますね。


早ければ20日以内に開花が期待できます。
当然ですが温室内での管理で昼夜の温度は適切に保たれています。



しかしこの時期の蕾はとても繊細なものです。
急な温度変化や強光線で蕾を痛め、花数を減らしてしまうこともあります。
また緑のうちは柔軟性もなく、軽く触っただけでも簡単に蕾が落ちてしまうことも。


仕立て作業にも気を使います。

デンドロビュームの開花までの様子も詳細な投稿はこちらのリンクで見ることができます。 
開花までの様子(13)
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/search/label/%E9%96%8B%E8%8A%B1%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%A7%98%E5%AD%90


2012/11/10

播種から40日目のデンドロビューム

デンドロビュームの播種から40日ほど経ちました。




前回よりも更に雰囲気が変わって来ました。

 
さらさらの粉状の種子が寒天培地に播かれてから、種子は養分を含み次第に膨らみ、瑞々しく生長し続けました。
この根や葉が出る前のもの状態をプロトコームと呼びますが、前回より更に膨らみ成長したプロトコームは次第に分裂組織を形成し、はっきりとした茎や葉を形成します。



下の画像では突起が更に伸びて色濃くなり、鋭く尖ってきました。



まさに劇的変化を遂げている最中です。

産毛の根っこも相変わらず可愛いですね。



年内最後の輸出準備

先月に続き、来週に予定している苗の輸出の準備をしています。
年内はこれが最後になります。




相手側の書類の不備で当初12月にずれ込むかと心配されましたが、何とか輸出可能になりました。
デンドロビューム鉢物の開花期が近づいていることもあり、作業の調整が心配されましたが何とか出荷が出来ることになりホッとしています。



営利用のデンドロビューム苗は日本国内の生産者向けにも販売可能です。
フラスコ苗だけでなく、CP苗、少苗、中苗とあらゆる段階での納品も可能です。

お気軽に問合せ下さい。

2012/11/08

山上げ場の冬支度

赤和瀬の山上げ場の片付けに来ています。
周囲はすっかり秋の景色です。



屋根に掛かったビニールや遮光ネットを降ろし、岡山に持ち帰ります。



ハウスの中はすっかりと空になっています。



骨組みだけになったパイプハウスには支えのパイプが添えられて、雪に備えます。
現在はこの程度の冬支度で十分なのです。
10年以上前であれば、積雪量は今よりもずっと多く、パイプの支えだけではとても雪の重みに持ちこたえることができませんでした。
冬を迎える前にパイプハウスを全てバラバラにして、春にまたハウスを組み上げるという作業を繰り返していました。



来年の夏までこことはお別れです。
来シーズンもここにたくさんのデンドロビュームを運んで来られるよう頑張りますね。


2012/11/06

名前は大切ですね

デンドロビュームの新品種の名前の登録作業をしています。

実はこれが一番悩む作業です。

名前で売れたり、売れなかったりということもあります。
名付けは慎重に、責任は重大です。





ラン科植物においては初めての交配によって、その交配から花を咲かせた人は国際的なルールに従って命名登録する権利を持っています。つまり、新しく作出した新品種のための登録制度です。
このランの交配種を登録・記録する国際的な機関がRHS(英国王立園芸協会)であります。


戸籍のようなものですね。
 
ここで登録・記録したものが、『サンダース・リスト』と呼ばれるものです。
1852年にランの人工交配が初めて成功して以来、園芸品種としてのランの交配が正確に記録し、残されています。現在まで、すべてのランの交配種が登録されており、このリストに登録された名前は全世界で通用します。

品種改良のために、新たに交配をした場合、その交配親(組み合わせ)による交配が『サンダース・リスト』に登録されていなければ、新たに登録する必要があります。
それを登録することによって、この交配による交配名が国際的に認められます。
その後、同一の交配がなされても、すべてこの交配名が適応されるのです。

育種を続けていく上では最初の交配種が登録されていなければ、次の交配種を登録することが出来ず、そのような場合は、交配親を遡って順を追って登録をしていくことになります。
また、その交配親が不明な場合はいくら良い花であっても登録することは出来ないのです。
育種をする者にとっては、素性の分からない株の存在はあってはならないことなのです。


皆さんに親しまれる、可愛い名前をつけてあげなければいけませんね。

2012/11/05

ベテランと若手生産者に会って来ました

岐阜県の旧知のベテラン生産者を訪ねた山本二郎会長。



これは、弊社社長が元研修生の結婚式出席のため長野県を訪れる際に一緒に同行し、岐阜県の大ベテランのデンドロ生産者の元へ立ち寄った時のショット。



久しぶりに会い、元気にデンドロビュームを生産されている様子を見て、嬉しそうです。



こちらは本来の目的である新たな門出を迎えられる幸せな若いカップルH君夫妻です。



山本デンドロビューム園にて2年の研修おえた後、長野県でデンドロビューム生産に取り組み、現在はイチゴとの複合経営をしているH君です。
若い2人の結婚式は幸せな気分とパワーを貰えますね。

ベテラン生産者と若手生産者、どちらにも益々頑張っていただきたいですね。



2012/11/03

開花温室の様子20121103

最初の山下げからは約3週間が経過しています。


まだデンドロビュームの開花には程遠いですが、徐々に花芽の膨らみが大きくなっているのが分かります。






ちなみにここに載せた花芽の写真はすべて違う品種です。






品種によるバルブの違いはなんとなく分かると思いますが、良く見ると花芽に特徴があります。
違いが分かりますか?


早ければあと30日以内には花が楽しめそうですよ。

2012/11/02

寒ければ良いという訳ではありません

政津農場の外のハウスです。
山上げ栽培と並行して、平地でも少し遅れてデンドロビュームの低温処理を行うため、夏から出しっぱなしにしています。


ご覧のようにビニールの屋根が掛かってているだけのハウスです。
随分朝晩が冷えてきました。


さらにここ数日、一段と冷え込みが厳しくなっています。
そろそろ、温かい温室に入れてやらなくてはなりません。



 
今朝の最低気温が4.5度。
ついこの間まで山の温度の冷え過ぎを心配していましたが、既に平地でもこの気温です。



皆さんの管理はいかがでしょうか?
花を咲かせるためのデンドロビュームの低温処理に必要な温度は13~14度以下の低温で十分です。
それ以上に寒ければ余計に咲くこということはありません。

極端に冷えれば、株を痛め、さらに低温乾燥し過ぎて落葉が進むと、加温を始める頃には葉のない丸坊主の棒きれ状態になります。
その状態では開花に必要な水分を根から正常に吸水でないこともあります。
その場合、本来のサイズでの開花も難しいのではないでしょうか。
一番の心配は根の吸水不良で、鉢の中に水が溜まって根痛みを起こすことです。

全国的に冷え込みが厳しくなっています。
まだ、現在低温処理中で、回数が足りないという場合でも、無理して外に置いたままよりも、屋内で管理したほうが安全です。暖房の影響を受けない温度変化の少い場所を選び、屋内でも安全に低温に当てることができます。
詳しくはこちらをご覧いただくとよいでしょう。

花の咲かせ方
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/p/blog-post.html


デンドロビュームの花芽分化をうまく行うコツは、十分に成熟した株を適切な低温に必要な回数当てるだけで良いのです。