2012/04/19

バニラの経過報告

いつもの年に比べて1ヶ月も早く咲き始めた農場のバニラですが、今年はバニラの開花のタイミングと天候不順が重なって、思ったほど受粉がうまく行ってないように思えます。






このように毎日のようにバニラの花は開花してきますが、成果は今ひとつで、花は毎日萎んで脱落していきます。




 うまく受粉できなかった花は下の写真のように数日後に自然に落下します。





受粉に成功したバニラは花が脱落することなく、緑が濃くなり、子房部分が肥大、生長し始めるのですが・・・・このあたりはデンドロビュームとよく似ていますね。



下の写真では3本の花柄(子房にあたる部分)の先に萎れた花が見えますが、両端の花は受粉に成功しています。すでに受粉後10日以上経過しており、花びらは枯れていますがしっかりと付いています。子房部も少し膨らみ、大きく伸びているのがわかります。




真ん中の1本はまだ受粉後2日ほどなのではっきりしません。

今年の収穫は少し寂しい結果になりそうです。