2014/05/01

5月になりました

数日前までは雨が降り続き、湿った空気で温室内も不快な状態でしたが、やっと天気も回復しました。

5月になって、デンドロビュームの生長も目に見えて著しくなってきます。


山本デンドロビューム園の栽培場では既に50cmを超える新芽を伸ばしたデンドロビュームが競い合うように生育しています。年末の開花には十分なサイズになって来ました。





この時期は生育の最適シーズンであると共に、デンドロビュームの管理が冬の管理から春、初夏の管理へと大きく変わる時期でもあります。

水やり、肥料やり、植え替え作業、置き場所などが大きく異る時期でもありますから、的確な判断でデンドロビュームにとって最適な管理してやりましょう。





以下に5月の詳しい管理、その他デンドロビューム栽培に役に立つリンクをいつものように掲載しておきます。

デンドロビュームの5月の管理
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/05/5.html



この時期の管理や作業の選択を誤ると開花時に大きく影響が出ます。



デンドロビュームの植え替えに最適な季節

デンドロビュームの植え替えは適正な鉢サイズを選ぶこともポイントです。
大きすぎる鉢は水やりの失敗を招き、根傷みを引き起こします。


植え替えを迷って8月や9月になってから慌ててするのも良くありません、5月、6月の植え替え最適時に行なっておいた方が結果が良いでしょう。
もちろん、必要のない植え替えは却って逆効果です。
何故この時期が良いのか、秋に行うとダメなのかこちらも参考にして下さい。
デンドロビュームの根、1本1本がいかに重要な役割を果たすか、理解しておきましょう。

デンドロビュームの植え替えにご注意
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2010/09/blog-post_12.html

デンドロビュームの根の伸長
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/05/blog-post_04.html



デンドロビュームに肥料をやるなら今が最適

この時期施肥も重要な作業です。

油粕を入れるなら早い時期が良いでしょう。
6月以降に施すと長く効きすぎてしまい、窒素過多で高芽が出る場合があります。
デンドロビュームの肥料(油かす)
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/05/blog-post_17.html



 





夜温が暖かくなったら戸外に出してで元気な株に

良い花を咲かせるためには、5月から9月頃までの生育期間中に、いかに新芽を伸ばし、茎を太らせるかにかかっています。デンドロビュームにとって大切な生育期を心地良い戸外で過ごさせて、秋までに立派な株に仕立ててやりましょう。


デンドロビュームを戸外で管理しましょう
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2012/05/blog-post_19.html





春に入手したデンドロビュームの鉢物の管理

ギフトなどでデンドロビュームの鉢物を入手して、つい最近、やっと花が終わったばかりという方はこちらを参考にしてください。
花が終わったら
http://yamamotodendrobiums.blogspot.jp/2011/01/blog-post_25.html




今シーズンも、良い生育で素敵な花を咲かせてやりましょう。