2012/09/24

スゴイ根

栽培場で見かけた根がむき出しの苗です。
ポットが抜けたのでしょうか?


てっきり、ビニールポットから株が抜けてしまっているのかと思いましたが、そうではないようです。



引き上げてみるとこのとおり、スゴイ量の根っこです。






普通の苗と比べてみました。
同じ管理、同じ品種、同じ大きさの苗でどうしてこれほどの根の量の違いが出たのでしょうか。



確実に水を与えられ、水分を多く含んで枯渇する心配のないポットの中に収まった株と、ポットからはみ出して、空気に晒された株との間には根の量に大きな違いが見られます。


苗の移動中に振動でポットと鉢底の間に隙間が出来、偶然にも鉢の中に非常に乾きやすい空洞状態が発生したこと。その結果、水をもらっても、すぐ乾き、さらに水を求めて根が伸びての繰り返しがこれほどの根を伸ばしたと考えられます。



こんな状態でも、バルブはしっかりと太っています。
乾きやすいからといってやせ細ってはいません。



むしろ水を求めて伸びた大量の根がわずかな水も逃さずすべて吸収している証拠ですね。

野生のデンドロビュームが枯れ木に大量の根を張り巡らせて着生しているのと同様ですね。
鉢に収まっていないと心配な方はこれを見れば少しは安心できるのではないでしょうか。

根張り、根の量がランにとって如何に重要かを教えてくれているようです。

秋も本格的になって来ましたが、皆さんのデンドロの鉢の中の様子はいかがですか。綺麗な白い根がたくさんありますか?




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