2011/06/04

交配したデンドロビュームの種の現在

研究温室から

2月から3月にかけて交配を済ませたデンドロビュームにはたくさんの子房(さや)が付いている様子を4月の投稿でお知らせしました。


その後の様子はどうでしょうか。
子房(さや)は成熟し、その中には何十万もの小さな種子が形成されている最中です。


母株に使用されている品種がすべて違う写真のみを選んでみました。
子房(さや)にもいろいろ個性があるのがわかりますか?


上向きのがっちりタイプ、元部も太い


母株はイエローペニー、重くて下に垂れています。



母株はスイートピンキー、艶々きれいです





母株はメダリスト‘ミカド’、一番大きな鞘でした

母株はサンタナの改良種、種子親専用の個体です

正面に突き出すようなタイプはスターグローリー

母株はカシオープ、小型種です


 デンドロビュームの花にも品種によってさまざま特徴があるように、子房(さや)にもいろいろな表情が見られますが。
それもそのはず、大きく膨らんだ子房部分はもともとは小花柄とよばれ、花茎から伸びて個々の花を支える部分でもあります。
そのため母株に使用される品種によって大きく膨らんだ子房にも特徴が見られるのです。

この部分ですね。




この株が一番の子沢山でした。
11組の交配がぶら下がっています。






あと4ヶ月ほどで播種になります。