2011/12/31

来年もよろしくお願い致します

今年も今日で最後となりました。

一年間で一番大変な年末出荷も無事終わり、年内のギフトの発送も昨日すべて終えてほっとしているところです。

しかし、植物にとっては年末年始は関係無いこと。
植物を相手にする仕事では、いつが区切りということはありません。


開花温室では蕾も大きく膨らみ、すでに次の開花が控えています。


年明け後には再び慌ただしい日々が始まりそうです。




 更にその次の開花も控えています。春まで続きます。




また、栽培温室ではもうすでに来年の年末出荷用の苗がすくすくと生長しています。



来年用の苗には、すでに新芽が顔を出し、日々成長しています。
この新芽が、1年後には歳暮用の大鉢になり、見事に花を咲かせてくれます。










来年もデンドロビュームのことをたくさんご紹介したいと思います。

2012年も山本デンドロビューム園をどうぞよろしくお願い申し上げます。


 
 
Dendrobium.Blogは、明日より1月3日までお休みさせていただきます。
再開は1月4日からの予定です。 



2011/12/30

ラン展に行ってみませんか

 今年も残り僅かですが、山本デンドロビューム園では昨日も商品の出荷がありました。

年明けに行われるラン展の即売用に洋ラン業者様からご依頼いただいたものです。


スプリングバード‘倉敷’


 早いところは1月4日、5日あたりでラン展が開催されるようですね。

スプリングバード‘倉敷’




デンドロ各種詰め合わせ


年が明けると、東京ドームで開催される世界らん展はもちろんですが、大きな展示場でなくても、デパートや、小さなイベントでも洋ランの即売や展示会が数多く催されます。

まだ、一度もラン展に行ったことのない方、ランを自分で育てたことのない方は、もしお近くでこのようなランの展示会や即売が行われるようでれば、まずは実物をご覧になられることをお勧めします。

写真や画像からは伝わらないランの魅力にお気づきになるかもしれません。

こうしたイベントでは購入しやすい初心者向けのランの花が数多く販売されています。
ちょうど開花期でもあり、多くの花の中から自分の好みのランの花を見つけ出すのもよいでしょう。

それがデンドロビュームでなくてもいいのです。
ランを生活の中に取り入れる良いきっかけになればいいですね。

来年は是非、ラン展に足を運んでみてはいかがでしょうか。





2011/12/29

花芽がついてお得かも

初めてデンドロビュームを育てるという方は苗の購入のタイミングに悩まれる方も多いでしょう。

販売する側の私たちは「育ててみたい、欲しいと思った時が一番いいですよ」とお答えします。

せっかく洋蘭栽培を思い立ったのなら、思いが強いうちに初めてみるほうが良いのではないでしょうか。それは決して、私達が苗を売りたいからではありません。


植物の生育にとって一番良い時期を考えれば、春の購入が一番であると思います。温室から一般家庭への環境の変化にも馴染みやすいと思います。

しかし、実際にデンドロビュームを購入する際には、いずれの時期においても良い面こそあれ、ダメな理由がそれ程見当たりません。

以下はそれぞれの季節に購入した場合について説明しています。


  • 春であれば、弊園温室で既に油粕など肥料をしっかりと効かせていますので、夏までは水だけの管理でも十分に生長します。冬の間は温室での管理で育っているので、新芽の生育状態もよく、勢いのある苗が届くでしょう。

  • 夏であれば、新芽は大きく生長し、秋に備えてほぼ完成に近いバルブを持つ苗が届くでしょう。肥培管理など難しいことは次の春から考えます。中にはそのまま、秋口に低温に当てることができる苗もあると思います。

  • 秋であれば既に、茎が充実し、いつ低温処理しても良い状態の苗が届くでしょう。夏のような葉焼けや、病害虫の被害による失敗を避けてデンドロ栽培に取り組むことができます。

  • 冬であれば、バルブの一部に花や花芽の付いた苗が届くかもしれません。苗として管理しているので本格的な花付きではありませんが、春までのわずかな月日を育てるだけで多少の花を楽しむことができるかもしれません。

 以上のように、それぞれの季節におすすめの理由があるのです。


そして、今の時期の苗はと言うと、上記説明のように、

とても見事に花芽が付いたものや



プックリと花芽が確認できたり、



届いた後はご自宅で低温に当てるだけで良いような、十分にバルブの完成した苗が届くでしょう。

 


もしも迷われているのなら、今がチャンスかも知れません。
購入後のサポートもお任せ下さい。

困ったときはいつでもお問い合わせください。



山本デンドロビューム園鉢物shopから年末年始の配送のご案内

年末年始の配送日のご案内です。


12月30日から1月7日までの9日間は、まことに勝手ながら商品の発送をお休みとさせていただきます。
配送日のご指定がある場合はこの期間を避けてご指定ください。
商品の発送はお受けできませんが、この期間のご注文、商品に関するお問い合わせ、栽培管理法に関するお問い合わせにはお応えさせていただきますので、何かご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。info@dendrobium.net

新年セールは、苗の購入者全員を対象にしたプレゼントや期間限定のお買い得品などをご用意する予定です。
皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦願います。 


また、山本デンドロビューム園鉢物shopではFacebookページを運営中です。
毎月プレゼント企画も実施しています。この機会にご参加ください。


公式Facebookページはこちら

山本デンドロビューム園鉢物shopの楽天公式Facrbookページ

既に趣味家の方向けに Facebookページを作成していましたが、コチラの公式Facebookページでは山本デンドロビューム園鉢物shop」のすべての商品が検索可能で商品ページへ直接リンクされていますので、お買い物には大変便利です。



現在、第2回プレゼント企画も実施中です。

今季新発売の希少な最新デンドロビューム、マイスイート‘ウインク’4.5号を5名の方にお届け致します。

懸賞応募ページはこちら
「今季新発売の希少な最新デンドロビューム、マイスイート‘ウインク’をプレゼント」


マイスイート‘ウインク’4.5号


https://present.crocos.jp/165048556905953/1568 ←応募ページです。

応募期間     2011/12/08  〜 2012/01/15

締め切りまではまだまだ余裕があります。どしどしご応募ください!

お早めに。




既に運営中のページもどうぞ宜しくお願い致します。
それぞれに特徴ある情報発信をしています。


Yamamoto Dendrobiums
昨年より運用してしています。海外の方からも多くのアクセスがあります。デンドロファンや海外の生産者向けに美しいデンドロビュームの写真や情報を発信していきます。



Yamamoto Dendrobiums





株式会社山本デンドロビューム園
主に国内のデンドロビューム生産者や市場や生花店、販売店向けの情報をお届けします。卸販売に関する情報を詳細にお伝えできるように努めます。


株式会社山本デンドロビューム園


山本デンドロビューム園鉢物shop(デンドロビウム、デンドロビュームの専門店)
一般のお客様、趣味家の方向けに弊社楽天ショップの特売情報、在庫のお知らせ、栽培に関する有用なニュースを発信します。
商品画像を栽培場からリアルにお届けいたします。問合せはもちろんですが、画像の投稿もお待ちしております。



山本デンドロビューム園鉢物shop(デンドロビウム、デンドロビュームの専門店)








お気軽にご参加ください。










2011/12/28

品種特性を調べています

年末の大きな出荷が終わりましたが、次の開花までほっと息をつく余裕さえもなく、デンドロビュームに関わる仕事は続きます。


写真は、花をバラバラにして遊んでいるのではありません。
今季咲いてきた新品種の特性をチェックしているところです。



この新しく増えた新品種はすぐに販売されるわけではなく、花保ちの試験や商品性を確認するなどのさまざまな試験を試みます。
さらに農林水産省へ品種登録する際に必要になる品種特性を予め調べておくことで、その後の登録作業をスムーズにします。




品種登録をするためには花型を詳細に調べ、サイズ、色彩、形状を細かく記録する必要があるのです。※農林水産省への品種登録制度の詳細については別の機会に説明したいと思います。


最近でこそ調査内容は緩和されましたが、随分と細かい部分まで調査する必要があり、花びらの横断面の角度が内向きか外向きかとか、外縁の波打の程度まで記載しなければなりません。



リップの表面に毛があるかどうかなんてことまでも調べるのです。




デンドロビュームは新品種作出のために新しい交配がなされたあと、種から4年から5年かけて初花が咲きますが、その時に製品化すべく選抜された花は世界にたった一株のオリジナルです。
しかし、いくら良い花が咲いたと言っても、たった一株では皆様に楽しんでいただくことができません。

そこでメリクロンという方法で遺伝的に全く同じ性質の植物を大量に増殖するのです。
挿し木繁殖や高芽を取ったり、株分けからも同じ性質の株は増やすことができますが、鉢物商品として流通するほどに増やそうとすると、気が遠くなる程の年月がかかってしまいます。

このメリクロンという方法でさえ、苗が実際に増えてから花が咲くまでには最短でも3年はかかります。 新品種として皆様にご紹介、販売するまでには少なくとも10年の歳月がかかっているのです。


今調査を行なっている品種でさえ、この後試験栽培を繰り返し、栽培結果によっては世に出ること無く消えて行く運命にあるかもしれません。
 

一つの品種を確立するためには随分と長い年月が必要なのです。



















2011/12/27

デンドロビュームでコサージュ

洋ランで生花を使ったコサージュといえば豪華なカトレアを思い浮かべる方が多いでしょう。

他の生花とは違って、洋ランは大変水もちがいいのでコサージュに向いているのでしょう。

先日、デンドロビュームを使ったコサージュを頼まれて、慣れない手つきで頑張ったパートさんたちのコサージュ作りの様子を紹介します。

もちろん山本デンドロビューム園では普段コサージュを作ることはありません。







気軽にお引き受けしましたが、慣れない仕事で四苦八苦、コサージュの材料調達からして経験がないことです。







カスミソウまで仕入れました!
既に予算オーバーですがこのままでは引き下がれません。











果たして出来栄えはどうでしょうか?

手前味噌ですが、デンドロビュームでコサージュも意外にいけるのでは。
とっても素敵な出来栄えではないですか。






コサージュ作りはお引き受けできませんが、生花の材料提供ならご相談も承ります。
デンドロビュームを素材にお考えの方はお気軽にご相談を。




2011/12/26

「花と野菜ガイド」2012年春号掲載のお知らせ

タキイ種苗さんの通販カタログ、「花と野菜ガイド」2012年春号において弊社の苗が掲載されています。
お持ちの方はぜひご覧になってください。






まだ、山本デンドロビューム園の苗を育てたことのない方は、 この機会にデンドロ栽培をスタートしてみられてはいかがでしょうか。 
特別なセット価格も設定されていて、他の草花の苗と一緒に購入すれば送料もかなりお得ですね。






カタログは本屋さんでも購入できますが、こちらで申し込みすれば無料で送付していただけるようです。

https://shop.takii.co.jp/CGI/shop/catalog/login.cgi



年内の出荷が終わりました

年内の花市場向けの出荷の準備も今日で終わりです。

今日準備されたデンドロビュームは明日の朝、運送会社のトラックで集荷され、行き先ごとに仕分けされて、全国の各市場に配送されます。


12月上旬の最盛期は毎日100ケース以上出荷されていたデンドロビュームも、今日はほんの僅かです。


写真でもお分かりのように、鉢サイズも全体的に小ぶりなものが多いです。



これで、山上げにより開花させられたデンドロビュームはすべて終わりです。

一年のうちで一番忙しく、大変な年末のギフトシーズンを何とか終えることが出来ました。


もちろん、デンドロビュームの開花はこれで終わりではありません。
この後は10月以降に平地で低温処理されたデンドロビュームが随時開花してきます。


既につぼみはほんのり色づいています。



先日まで、色とりどりのデンドロビュームが開花していた棚の上は、空いたそばから新たな鉢が運び込まれ、翌年の出荷を控えた鉢物が占有していきます。






中には待ちきれず、チラホラと開花してきているものもあります。
年明け後、すぐには花市場も営業していませんから、温室内の温度を少し下げてやり、開花をゆっくりに調整します。





スプリングバード‘倉敷’もつぼみを傾け膨らみつつありますね。




年末開花のデンドロビュームは品種も限られましたが、1月以降は実生初花の開花も控え、山本デンドロビューム園では更に多くの種類のデンドロビュームが開花してきます。

こちらのブログでもご紹介する予定でいますので、どうかご期待下さい。






2011/12/25

プルート‘スタープリンセス’

Den.Pluto 'Star Princess'

(Den.Challenger x Den.Comet King)  Hirofumi Yamamoto 2010年  RHS登録


プルート‘スタープリンセス’


Den.Pluto 'Star Princess'



花弁の周囲に明るいピンクを彩る、大変花つきの良い中輪花。
よく見る配色であるが、 花梗が短く、バルブに群がるように咲く。
開花期は1月後半から3月と促成栽培向きではないが、生育は非常によく、性質も素直で鉢物仕立てに非常に向いている。


Den.Pluto 'Star Princess'


山本デンドロビューム園では主に鉢物専用種として栽培されています。
今シーズンは2月上旬から出荷予定です。
下の写真は6.0号鉢に仕立てたもの。


Den.Pluto 'Star Princess'




Den.Pluto 'Star Princess'









プルート‘スタープリンセス’に関するお問い合わせは以下までどうぞ。








2011/12/24

ギフトもようやく落ち着きました

今日はクリスマスイブですね。

弊社ではクリスマスまでが年末ギフトのピークです。
イブの今日も多くのギフト発送がありました。 昨夜もクリスマスのメッセージカードを何枚作成したことか。


クリスマスを過ぎればギフト発送も一段落、市場出荷も来週には各市場で最終の集荷を迎え、慌ただしい毎日からやっと落ち着きを取り戻します。




直接温室の方へお越しのお客様は、ご自宅用、発送用にとお気に入りのデンドロビュームを選ばれていました。







こちらは特別にご依頼いただいたもの。
6.5号鉢に各品種を寄せ植えしています。
本日お引き取りにいらっしゃる商品です。


植えて用意するのにかなり時間がかかるため、出荷が集中するこの時期には出来ればお断りしたい商品です。

しかし、何とか完成です。



今年は通常の出荷を含めて他業者様からのご依頼を受けた産地直送分が相当量、予想されたため、開花温室での直接販売は特に広告も、案内ハガキも出さず、ひっそりと営業しておりました。
スタッフ不足で折角ご来園いただいても十分な応対ができないことが予想されたからです。


常連様の中には、いつも送付させていただいている開花案内ハガキが届かないことを心配して温室まで見に来てくださったかもいらっしゃいました。

「お店が潰れたのかと思った」って・・・

ご心配おかけして申し訳ございませんでした。

大丈夫です!細々とやっております。


年内もあと僅かですがよろしくお願いいたします。



2011/12/22

とっても大きな花が咲きました

クリスマスギフトの発送と年内最後の市場出荷のため、とっても慌ただしい開花温室内ですが、そんな中、試験栽培中の新品種がとっても大きな花を咲かせていました。



バルブどころか、葉さえ隠れてしまうほどの超極大輪です。




アカツキとキャンディを横に並べて、比べて見ました。
まるで親子のようで比較になりません。



たった一作のみの開花で早急な判断はできませんが、増殖した後、鉢物製品を作った時に今回同様に大輪で咲いてくれるといいのですが。

今後も栽培試験を続けていきたい品種です。




2011/12/21

ヤスコスギヤマ‘サンビーム’

Den.Yasuko Sugiyama 'Sun Beam'

(Den.Oriental Smile x Den.Golden Tower)  J.Yamamoto1997年  RHS登録





ヤスコスギヤマ‘サンビーム’


Den.Yasuko Sugiyama 'Sun Beam'



 光沢のある花弁の先はわずかに点紅を帯び、咲き始めのクリーム黄色から次第に深みのある濃黄色へと変化します。
非常にしっかりとした極厚弁の花びらは、当然ながら花もちもよく、花を長く楽しむことができます。


ヤスコスギヤマの中では最も株立がよく、バルブも太く、とても作りやすい品種です。


Den.Yasuko Sugiyama 'Sun Beam'




Den.Yasuko Sugiyama 'Sun Beam'








ヤスコスギヤマ‘サンビーム’に興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/dendro/404689/




2011/12/19

スタジオは温室の中


開花温室の片隅では発送を控えた商品を利用して、サンプル写真を撮影しています。

スタジオなど立派な設備ははありませんので、温室内のスペースを使っての撮影になりますが、花の状態が一番良い時に即座に撮影できるためこれはこれで便利です。



デンドロビュームは開花期が限定されるうえに、品種によっても開花時期が異なります。

新品種の中にはそのシーズンの開花が僅か数鉢などという場合もあります。
開花のタイミングを逃すと写真を取る機会が一年先までありません。

そうなると来年たくさん開花予定の商品があっても、新しい花の宣伝ができないわけです。








鉢花の商品写真も他の業者様に貸し出すことを考慮し、あらゆる場面に対応できるよう多くのカットを撮影しておきます。






素材との組み合わせもいろいろ撮っておかないと、後で後悔する事が結構あります。






撮影の出番を待つデンドロたちです。






特に弊社の場合は育種が本業でありますので、交配後の初花の記録も含めると膨大な数の写真を1シーズンに撮影することになります。
もうすぐ、初花が開花するシーズンになると、よりシャッターを押す機会が増えることでしょう。

こうして撮影を終えた後には、大量の写真の整理が待っています。