2012/05/21

寄せ植え作業が本格的にスタート

栽培農場からです。

昨年末から今年の1月にかけて新芽がスタートしたデンドロビュームは随分と大きくなりました。

中には株元から既に60センチを大きく超えてさらに伸びているものもあります。



政津農場では年末のギフト向けの鉢物の寄せ植え作業が本格的に始まりました。
今年は開花鉢物の出荷が4月の終わりまで長引いたせいで、いつもよりは遅いスタートです。


寄せ植え作業とはデンドロビュームの苗を陶器鉢へ複数株寄せ植して、ギフト向けの鉢物へ仕立てることです。

大きく育った苗は大きさを揃えて、株の高さ、ボリュームに合ったサイズの陶器鉢へ寄せ植えされていきます。


6.5号サイズの鉢に4株寄植えされたもの

冬に店頭に並ぶデンドロビュームの鉢物は上の写真のように開花前にあらかじめ寄植えされる事がほとんどです。





ここでは早くも、半年先のお歳暮やクリスマスを見越した栽培が行われているのです。
陶器鉢に仕立てられた鉢が次々と並んでいきます。


今はまだ中、小鉢サイズが中心ですが、大輪系の品種が大きく伸びてくる6月ころからは8号サイズや10号サイズの特大鉢の仕立ても始まってくることでしょう。