前回の投稿からに3日経ちました。
今回も比較しやすいようコメットキング‘アカツキ’の様子を、ほぼ同じ部位を撮影してみました。
比較のために、すぐ下に3日前の画像ももう一度掲載します。
満開のコメットキング‘アカツキ’(加温開始から59日目) |
加温開始から56日目のコメットキング‘アカツキ’ |
どうですか?
前回、もう充分咲いているではと思われた方もこの満開の様子をご覧になれば、その違いがお分かりいただけるでしょう。
満開のコメットキング‘アカツキ’(加温開始から59日目) |
適切な環境で咲かせた事により、濃 く鮮かな紅紫色が美しいコメットキング‘アカツキ’の特色を見事に引き出していると言えるでしょう。
大きく開いた花弁は、厚みがあり硬く、丈夫です。
このように満開状態になったものをなるべく温度の低い場所(5℃~10℃)に置くとデンドロビュームは大変長もちします。暖房器の近くなど、高温で乾燥しやすい場所では花も早く終わってしまいます。
蕾のほうが長く楽しめると思う方もいるかも知れませんが、温度や湿度などの違いにより本来の大きさにならなかったり、良い色で咲かないこともあります。
写真撮影用スクリーンの前で撮ってみました。
コメットキング‘アカツキ’ |
5.5号サイズですが、とても豪華に見えますね。
約2ヶ月の間、コメットキング‘アカツキ’の開花までの様子を見てきましたが、いかがでしたでしょう。
デンドロビュームの花芽が膨らみ、徐々に大きくなっていく様子や蕾から満開までの様子など花芽分化からの劇的な変化は改めて見ると、とても不思議で見事に思えてきます。