そろそろ止め葉が出てバルブの完成する時期になりました。
春からすくすくと伸びてきた新芽も株元から太ってきて、よりデンドロらしくなってきました。
指でバルブの先をつまんで柔らかいようだとまだまだバルブの成熟が足りません。
バルブの先まで丸々と太りきっていないと花は上から下まで綺麗に揃って咲いてくれないのです。
12月のお歳暮シーズンに開花を間に合わせるためには今の時期、下の画像の状態になっている必要があります。
ここまで来ると、まもなく低温処理のための山上げ栽培が控えています。
標高の高い山間部の圃場へ鉢を移動して1ヶ月ほど過ごし、13度以下の低温に当てることで花芽分化を促します。
重い鉢をトラックで何度も移動する大変な作業が待っています。