昨日の続きで、花の大きさの表現について説明してみます。
現在、弊園で開花しているデンドロビュームの中で大きさを比較してみました。
すべて、十分に成熟した株に着花した、標準的な開花サイズであると思われる花を選びました。
1.スーパーチャンス‘マジック’、2.ビクトリーロード‘トレジャー’ 、3.メダリスト‘ミカド’、4.ウェーブキング‘アケボノ’、5.シルキーハート‘エンプレス’、6.スイートピンキー‘モモコ’、7.コメットキング‘アカツキ’、8.シーマリー‘スノーキング’9.カントリーガール‘ワラベウタ’、10.ヒメザクラ‘サノック’、11.イエローソング‘キャンディ’、12.ファンシーエンジェル‘リセ’ 、13.スプリングドリーム‘アポロン’、14.スノーフレークの系統(個体名不詳)、15.スプリングバード‘倉敷’、16.サンタナ‘キャナリー’、17.サニーホープ
上段から
極大輪、大輪、中輪、小輪というように分けてみました。
あくまでも弊社のデンドロビュームの中での基準であり、他社様の品種やその他の系統のラン全般を仕分けするものではありません。
極大輪 花径10センチを超えるもの。※この場合の花径は横径のことです。
右から、1.スーパーチャンス‘マジック’、2.ビクトリーロード‘トレジャー’ 、3.メダリスト‘ミカド’
大輪花 花径7センチを超えるもの。
右から、4.ウェーブキング‘アケボノ’、5.シルキーハート‘エンプレス’、6.スイートピンキー‘モモコ’、7.コメットキング‘アカツキ’
中輪花 花径4センチを超えるもの。
右から、8.シーマリー‘スノーキング’、9.カントリーガール‘ワラベウタ’、10.ヒメザクラ‘サノック’、11.イエローソング‘キャンディ’、12.ファンシーエンジェル‘リセ’
小輪花 花径が4センチを下回るもの。
13.スプリングドリーム‘アポロン’、14.スノーフレークの系統(個体名不詳)、15.スプリングバード‘倉敷’、16.サンタナ‘キャナリー’17.サニーホープ
弊社の花サイズの表記についての基準がお分かりいただけたでしょうか。
それぞれの品種との比較によって花の大きさが想像いただけるかと思います。
しかし、前回お伝えしたように、肥培管理に大きく影響されるものですから、あくまでも成熟した株が開花した場合の標準的なサイズの指標としてご覧ください。
各サイズの境界線は非常に曖昧であり、13番のアポロンなどは本来は中輪花と言っても良いのですが、具体的な数値で区切ることで今回は小輪の部類に収まりました。
今回、花の大きさの表記を考えるに当たって、具体的なサイズを明記することは個体差の関係から難しいと言っておきながら、大まかな大輪、中輪等の4段階に分けることすら実は非常にその境界線の線引きが曖昧で困難であることがわかりました。
しかしながら、その品種の本来の花の大きさをわかりやすくお知らせすることにより、皆様の栽培の参考となり、生育、開花が適正であったかどうかの指標にもなると思いますので、今後は肥培管理の条件なども考慮に入れて、そのようなことも正確にお伝えしつつ、品種情報の記載に取り組みたいと思います。
より分かりやすい表示や画像の添付で皆様にお伝えしようと思います。
「大輪と書いてあったのに咲いてみたら大輪じゃなかった。」 と言われないよう、花を咲かせる前の段階からデンドロビューム栽培に必要な情報、知識を正確に、分かりやすくお伝えして、皆様に良い花を咲かせていただきたいと思います。
ご意見があればお知らせください。
info@dendrobium.net
現在、弊園で開花しているデンドロビュームの中で大きさを比較してみました。
すべて、十分に成熟した株に着花した、標準的な開花サイズであると思われる花を選びました。
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極大輪、大輪、中輪、小輪というように分けてみました。
あくまでも弊社のデンドロビュームの中での基準であり、他社様の品種やその他の系統のラン全般を仕分けするものではありません。
極大輪 花径10センチを超えるもの。※この場合の花径は横径のことです。
右から、1.スーパーチャンス‘マジック’、2.ビクトリーロード‘トレジャー’ 、3.メダリスト‘ミカド’
大輪花 花径7センチを超えるもの。
右から、4.ウェーブキング‘アケボノ’、5.シルキーハート‘エンプレス’、6.スイートピンキー‘モモコ’、7.コメットキング‘アカツキ’
中輪花 花径4センチを超えるもの。
右から、8.シーマリー‘スノーキング’、9.カントリーガール‘ワラベウタ’、10.ヒメザクラ‘サノック’、11.イエローソング‘キャンディ’、12.ファンシーエンジェル‘リセ’
小輪花 花径が4センチを下回るもの。
13.スプリングドリーム‘アポロン’、14.スノーフレークの系統(個体名不詳)、15.スプリングバード‘倉敷’、16.サンタナ‘キャナリー’17.サニーホープ
弊社の花サイズの表記についての基準がお分かりいただけたでしょうか。
それぞれの品種との比較によって花の大きさが想像いただけるかと思います。
しかし、前回お伝えしたように、肥培管理に大きく影響されるものですから、あくまでも成熟した株が開花した場合の標準的なサイズの指標としてご覧ください。
各サイズの境界線は非常に曖昧であり、13番のアポロンなどは本来は中輪花と言っても良いのですが、具体的な数値で区切ることで今回は小輪の部類に収まりました。
今回、花の大きさの表記を考えるに当たって、具体的なサイズを明記することは個体差の関係から難しいと言っておきながら、大まかな大輪、中輪等の4段階に分けることすら実は非常にその境界線の線引きが曖昧で困難であることがわかりました。
しかしながら、その品種の本来の花の大きさをわかりやすくお知らせすることにより、皆様の栽培の参考となり、生育、開花が適正であったかどうかの指標にもなると思いますので、今後は肥培管理の条件なども考慮に入れて、そのようなことも正確にお伝えしつつ、品種情報の記載に取り組みたいと思います。
より分かりやすい表示や画像の添付で皆様にお伝えしようと思います。
「大輪と書いてあったのに咲いてみたら大輪じゃなかった。」 と言われないよう、花を咲かせる前の段階からデンドロビューム栽培に必要な情報、知識を正確に、分かりやすくお伝えして、皆様に良い花を咲かせていただきたいと思います。
ご意見があればお知らせください。
info@dendrobium.net