2011/03/18

ウィガニー

Den.Wiganiae
(Den.nobile x Den.signatum)  1896年RHS登録(Wigan氏)
ウィガニー


Den.signatumとDen.nobileの原種同士の交配種。
最初の登録は山本デンドロビューム園ではなく、約100年以上前、1896年にWigan氏によるものです。
この同一交配を20年ほど前に弊社で行い、優良個体を選抜した山本デンドロビューム園のオリジナル個体です。


Den.Wiganiae

Den.Wiganiae




花型はいかにも原種らしい形ですが、ペタルの波打ちが、まるでカモメが羽ばたくかのような形状でとても面白い。非常に花保ちが良いのも特徴です。
色彩もシンプルで美しいが、なによりも香りが大変濃厚で、甘い香りが長く楽しめます。
嫌味なきつい香りではなく、爽やかでとても心地良い香りなのです。
この芳香はDen.signatum から引き継ぐものと思われます。試しに両者の香りを比べてみましたが、どちらも良い香りで似てはいますが、それぞれに特徴があり、違いがわかります。



Den.Wiganiae

華美な交配種ではなく、落ち着いた雰囲気の原種の系統が好きな方にはとても人気の品種です。
100年以上も前、Wigan氏によって作出されたDen.Wiganiaeが、どのような色彩で、どのような花だったか想像できませんが、きっと当時も甘く素敵な香りだけは変わらなかったでしょう。




このDen.Wiganiaeですが、実はとても生育が良く、ご自宅でも大きな株に育ってくれます。
下の写真は研究温室のDen.Wiganiaeの保存株です。
株元からは1メートル65センチありました。鉢底からだと1メートル80センチになります。
現状の高さなので支柱を立ててピンと伸ばせばもっとあるかも知れません。

大きく成長したDen.Wiganiae




Den.Wiganiae



遅咲きで、しかもバックバルブ咲きですが、花つきは抜群で群がるように賑やかに咲き誇ります。
今にも羽ばたきそうな、そんな可愛らしい花型です。


Den.Wiganiae



香りも素敵なウィガニーに興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。

http://item.rakuten.co.jp/dendro/405386/

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