今日は研究温室で見かけた古い品種を紹介します。
Den.Permos 'Glory'
(Den.Permer x Den.Valadeva) 1968年 RHS登録
パーモス‘グローリー’
現在の4倍体系品種の元になった優良品種です。
実際の交配はRHSへの登録年よりもずっと前の1950年ころ山本弘之氏による。
1955年に初開花を迎えたこの個体は濃紅紫色、丸弁極良型の大輪花で正面咲きの当時の最先端ともいわれた銘花中の銘花でした。
このパーモス‘グローリー’ を交配親として、その後、数多くの紅紫系良型大輪花が生み出されることになります。
当時、このパーモス‘グローリー’は国際登録されていなかったため、山本二郎により、山本弘之氏の名前で正式にRHSに登録された経緯があります。
このパーモス‘グローリー’が世に発表されてから60年以上が経ちます。
この間、交配は8代以上繰り返されており、その子孫は大きく進化しています。
60年前、当時最高と謳われたこの銘花も今の品種と比べるとその差は歴然であります。
改めて見ると欠点ばかりが目立ってしまいますが、日本のデンドロビューム生産の黎明期を支え、現在の多種多彩な品種群の基礎となっていることは忘れてはならないでしょう。
パーモス‘グローリー’に興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000774/
Den.Permos 'Glory'
(Den.Permer x Den.Valadeva) 1968年 RHS登録
パーモス‘グローリー’
Den.Permos 'Glory' |
現在の4倍体系品種の元になった優良品種です。
Den.Permos 'Glory' |
実際の交配はRHSへの登録年よりもずっと前の1950年ころ山本弘之氏による。
1955年に初開花を迎えたこの個体は濃紅紫色、丸弁極良型の大輪花で正面咲きの当時の最先端ともいわれた銘花中の銘花でした。
このパーモス‘グローリー’ を交配親として、その後、数多くの紅紫系良型大輪花が生み出されることになります。
当時、このパーモス‘グローリー’は国際登録されていなかったため、山本二郎により、山本弘之氏の名前で正式にRHSに登録された経緯があります。
Den.Permos 'Glory' |
このパーモス‘グローリー’が世に発表されてから60年以上が経ちます。
この間、交配は8代以上繰り返されており、その子孫は大きく進化しています。
60年前、当時最高と謳われたこの銘花も今の品種と比べるとその差は歴然であります。
改めて見ると欠点ばかりが目立ってしまいますが、日本のデンドロビューム生産の黎明期を支え、現在の多種多彩な品種群の基礎となっていることは忘れてはならないでしょう。
パーモス‘グローリー’に興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/dendro/10000774/