2010/09/10

暑すぎた夏の影響

気温は相変わらず30度を超えて高いですが朝晩は涼しい風も感じられるようになりました。
台風9号の通過後は日中もジリジリと焼けつくような暑さではなく、湿度も幾分低くなったような気がします。
暑い夏もやっと終わりに近づいてきたのかなと思います。

夏の暑さで生育の鈍っていた皆様のご自宅のデンドロビュームも快適な気候により元気を取り戻して、充実しつつあるのではないでしょうか?
光線をしっかりと当てて茎の肥大充実をはかりたいものです。


さて、今年の夏の猛暑の影響は野菜の不作やサンマ漁の不振など、農作物や漁業への影響がニュースで取り上げられていますが、年末贈答用のデンドロビュームの鉢物にも大きな影響を与えそうです。

8月下旬から始まった山上げ栽培もまだまだ途中で、これからさらにデンドロビュームを山間部へ輸送する最中ですが、鳥取の山上げ場(標高1310mの山、扇ノ山)でさえも8月中は平地と同様に気温の高い日が続いていました。

茎が充分に完成したデンドロビュームは、夜間の最低気温14℃以下の低温に合計の回数が25回くらい当たると、花が咲く準備ができます。
このため、標高の高い山間部で通常よりも早く低温処理をして花芽分化を促すため8月後半頃より、山上げ栽培を行います。
その低温処理のための山上げ栽培なのですが山の温度が下がらないため、肝心の低温に当てることがいまだできていないのです。


クリックで大きなグラフが見られます。

山上げ現場に設置のデータロガー(記憶計)による記録データを利用して、昨年の気温データとの比較のためグラフを作ってみました。
8月21日から9月7日までの気温の推移ですが今年の夏の気温の高さには改めて驚かされます。
赤い線のデータは今年の気温の推移で、青い線のデータは昨年の気温の推移を表しています。

昨年は8月後半には最高気温が30度を超えることが無かったのが、今年は9月に入っても30度を超える日が続いています。
反対に最低気温を見てみますと昨年は8月中に15度以下を5回も記録しているのに比べて、今年は8月25日に一度15度を記録した以外は、9月に入っても未だ15度以下になることがありません。

天気予報では日本海側でのフェーン現象の影響による猛暑の予報をよく耳にしましたが、 標高1310mの扇ノ山においてもこの影響をまともに受けたようです。


そんな中、台風の9号の通過でやっと涼しくなって、いよいよ秋到来か思いきや 、予報によればこの週末は東日本や西日本で再び猛暑がぶり返すそうです。

今年の秋は、なかなかスムーズにはやってきてくれませんね。

デンドロビュームを例年通り開花させるためにも一刻も早い秋の到来を待ち望んでいます。

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