2011/07/28

播種から10ヶ月後の様子

デンドロビュームの播種から約10ヶ月経ちました。


2ヶ月前の5月23日の投稿では播種から8ヶ月経ち、フラスコからコミュニティポットへ植え出しの様子を紹介しました。

これがその時の画像です。
フラスコの寒天培地から初めて外に出された苗は乾燥に弱く、なんとも頼りない様子でしたね。

播種から8ヶ月、苗ははじめてフラスコの外へ




そして現在、上の画像撮影時からさらに2ヶ月たった様子をご覧ください。
播種後からは約10ヶ月経過したことになります。


少しはしっかりしたように見えますか?
もともと小さな苗ですから、あまり変化が感じられないかもしれません。





しかし、フラスコから出された時に比べ、葉は緑が濃く、茎も張りがあり、しっかりしてきました。




こちらの苗はシャキッとしていますね。秋までには丸々と太ってくれるでしょう。



葉の形、付き方、雰囲気が微妙に違うのは、これらの苗がすべて実生であるためです。
それぞれがまったく違う品種、違う性質を持っています。



生長の早い苗は年内にポットへの植え込みができるかも知れません。

その時は生育状況や株立ち、根張りなどの条件で選抜され、良い苗だけが残されていきます。
全ての苗が初花を咲かせられるわけではないのです。

引き続きこの実生苗の生長を見ていきたいと思います。