バニラのその後です。
夏に沢山の実(と言っても僅か10個ほどですが)をつけてくれたバニラの木はその後も芽を伸ばし、葉を増やし大きく生長しています。
見た目はそれほどでもと感じられるかもしれませんが、厚みがかなり増しています。
これまでは日除け用に張った遮光ネットに枝を這わせていたのですが、もうそろそろバニラの重みに耐えられない状況です。
気のせいか少しずり下がってる?
来春までにはしっかりとした支えをしてやらないといけませんね。
さて、肝心のバニラビーンズです。
1ヶ月前にはほのかにバニラの甘い香りもして、今後の展開に期待を持たせるような内容でブログの投稿は終わったのですが、、、、
バニラビーンズの加工に挑戦その2 http://yamamotodendrobiums.blogspot.com/2011/10/2.html
バニラビーンズって意外に簡単にできるねと、調子にのっていたたせいでしょうか?
1ヶ月経った状態はと言うと。
下の写真は日に日に痩せていくバニラビーンズです・・・・・・何か違うなあ・・・・・・
今年は春から受粉にも成功し、たくさんの実が付いたと舞い上がっていたため、すっかりバニラビーンズが出来上がると思い込んでいたのですが・・・・
あれほど立派に太っていたバニラの鞘はシワシワのペッチャンコ。
明らかにお店で売ってるのと違いますよね。
どうやら、今回は失敗のようです・・・・・・・
半分に切って、香りを確かめてみたのですが、一時期確認できたバニラの香りも全くしません。
鞘の中からは炭のような粉が出てきます。
バニラの種?
よく耳にするバニラ粒入りなんていうのとはちょっと違うようです。さらに匂いを嗅いでもバニラ香りなど全くしません。
失敗した原因を考えると収穫が早すぎて実が詰まっていなかったのかと考えられます。
実が弾けるとダメというのが頭にあり、鞘が色褪せたと同時に収穫したのですが、少々早く収穫しすぎたようです。残念です。
また来年の春までおあずけかと落ち込んでいたのですが、、、、
なんと、なんと、枯れかけた古い茎に紛れて、偶然にも取り残しの一本を発見!!
しかもいいサイズに生育しているではないですか。
いつからここにぶら下がっていたのでしょうか?
バニラは茎と葉と実が全く同系色で区別しにくいのです。来年は実にリボンでも括りつけて目印にしようと思います。
ともかく、たった1本の貴重なバニラの実を確保しました。再度、挑戦してみます。
今年はこれが最後のチャンスになると思います。
果たして自家製国産バニラビーンズは完成するのでしょうか?
バニラの話まだまだ続きます。お楽しみに!!!
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