2011/11/11

輸出の準備(その1)

山本デンドロビューム園は種苗業者でありますから、種苗の販売が本来の業務です。

今日は来週に控えた中国への苗の輸出の様子を紹介します。
栽培場ではその準備に追われています。


苗の数は1万5千本と輸出にしては僅かな数量ですが、作業手順としては、苗を輸出できる状態にして、消毒、乾燥、梱包とありますから、今から作業を始めないと間に合いません。




ベアルートといって植え込み材料を取り去り、根を剥き出しにした状態にします。
これは輸出先の国の植物検疫事情に合わせているためであり、植物にとっては、決して良い状態とは言えません。
しかもこの後、農薬にタップリと浸け込まれ、次にはしっかりと乾燥させられて、箱詰めをされるわけです。


随分ひどい扱いにも思えますが、湿気を持った状態で梱包されると輸送途中にカビが発生したり、軟腐病を発生することもあります。
カビの発生により現地の検疫で止められて、カビの種類によっては植物が入国できないことも過去にはありました。







見方を変えれば、1週間以上根っこだけの状態でも、現地で植込みされた後、しっかりと新しい根を張らすデンドロビュームはとても丈夫な植物であるとも言えるでしょう。








根の量の多さから苗は非常に良い状態であることがわかりますね。
根を痛めないように作業は慎重に行われます。
全ての苗をほぐすには、相当時間がかかりそうです。



このあとは、病気、害虫予防のために農薬へ漬け込む作業が待っています。



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